よみがえるか?おフランスモケー [モケーもろもろ]
パリオリンピックなんかとは、なーんも関係無いですが、高校〜大学時代にハマってたおフランスTEEのモケー発掘しました。当時の廉価版メーカーだったイタリアLIMA製の3両セットです。(1)ボディはあちこち擦り傷あるし、ゾンビ歴半世紀の埃にまみれてます。(2)
でも恐る恐る線路に乗せたらギクシャクしながら走るし、ライトも点灯するじゃん!〜プラの先頭全部が光るのはご愛嬌ですが。
(3)こうなると、なんとか快走させたくなりますね。ってことで、レストア開始しちゃいました!
(3)こうなると、なんとか快走させたくなりますね。ってことで、レストア開始しちゃいました!
分解前はギクシャクの原因はモーターとにらんでいたら、通電すると快調カイチョウ!
(6・7)ゾンビモーターがよみがえった瞬間(爆)ってことは車輪の接触不良が原因の集電不良?今度は附随台車を分解すると鉄製の車軸に錆が・・これを磨いて接点清浄材を一滴~(8)
(6・7)ゾンビモーターがよみがえった瞬間(爆)ってことは車輪の接触不良が原因の集電不良?今度は附随台車を分解すると鉄製の車軸に錆が・・これを磨いて接点清浄材を一滴~(8)
ばんざ~い、半世紀(爆)の眠りから覚めて快調に走るぜい!と思いきや3連にするとスリップ気味でTEEとは思えない走りっぷり~2連でやっと走るという体たらく
(9・10)ゴムタイヤ↓もすっかり硬化してすり減っちゃってました。こんなん交換パーツないし、とりあえずありあわせのウエイト積んで試運転会場へ~
(9・10)ゴムタイヤ↓もすっかり硬化してすり減っちゃってました。こんなん交換パーツないし、とりあえずありあわせのウエイト積んで試運転会場へ~
(11)はい、おなじみのアソコでした。~なにしろお江戸にも隠れ家にもHOの大カーブ線路が無いんで・・・・
気になる試運転の結果はァ(12)半世紀前のパンケーキモーターはいたって快調、2時間以上連続走行にも発熱やスピードダウン無し!ばんざ~い!っていう動画もあります→
欧州形モケーに詳しい大学鉄研の先輩によれば、フランス形TEEの量産品は後年のROCO製があるものの、これはこれで珍品らしいです。
(13)これが実物、以下はwikiより引用(1957年のTEE運転開始時に製造された、825PSの液体式ディーゼル動車で、最高速度は140km/h。X2700型そのものは、在来型の長距離列車用の気動車 (600PS:RGP2) であったが、その一部編成 (2771 - 2781) をTEE仕様として製造し、営業運転に備えた。)以上引用、1954年に登場した国内急行用のグレードアップらしいですが、オダキューSE車の先達みたいな流線形デザインはなかなかカッコええです。(14)ちなみにこちらが一般仕様車~TEEエンブレム以外はほぼ一緒ですね。
それにしてもこのモケー、廉価版にしては実物の雰囲気をうまく再現してます、
気になる試運転の結果はァ(12)半世紀前のパンケーキモーターはいたって快調、2時間以上連続走行にも発熱やスピードダウン無し!ばんざ~い!っていう動画もあります→
ダウンロードは🎥こちら
欧州形モケーに詳しい大学鉄研の先輩によれば、フランス形TEEの量産品は後年のROCO製があるものの、これはこれで珍品らしいです。
(13)これが実物、以下はwikiより引用(1957年のTEE運転開始時に製造された、825PSの液体式ディーゼル動車で、最高速度は140km/h。X2700型そのものは、在来型の長距離列車用の気動車 (600PS:RGP2) であったが、その一部編成 (2771 - 2781) をTEE仕様として製造し、営業運転に備えた。)以上引用、1954年に登場した国内急行用のグレードアップらしいですが、オダキューSE車の先達みたいな流線形デザインはなかなかカッコええです。(14)ちなみにこちらが一般仕様車~TEEエンブレム以外はほぼ一緒ですね。
それにしてもこのモケー、廉価版にしては実物の雰囲気をうまく再現してます、
さてさて走るようになって悩むのはこれ以上加工するのか?ってこと、インテリアは?室内灯は?当時のモケーの生き証人?としてこの状態で完成とするか、さらに加工していくのか。(15)一旦専用箱(爆!)に収めてもう一考します。
え?お前の好きなフランス映画のタイトルみたいにしやがれ?
え?お前の好きなフランス映画のタイトルみたいにしやがれ?
・・先般の東京電鉄といい、今般のおフランス形といい、なぜこの期に及んでいじりたくなるんでしょうか?これも一種の終活かなとぼんやり思います~限られた時間の中で「過去の一時期夢中になっていた」という事実の再確認ってか、見える形で残しておきたい、という想いなんですかね。自分でもよくわからないや。
ではまた。
2024-08-23 06:00
nice!(10)
コメント(15)
ドア窓が丸と四角、統一されていないのがいかにもおフランスですね。丸窓の方はひょっとして手動ドア?
メリケンの例のヤツとコレの類似は感じないのに、SEがどちらにも似ているのはなぜだろう。ひょっとして両者からパクった?
by シグ鉄 (2024-08-23 18:30)
■シグ鉄様
こちらの登場が1954年、SE車登場は1957年ですね。
でもこういうところで迂闊なこと書くと熱烈なOERファンからバッシングされちゃうからなあ(爆)
by Cedar (2024-08-23 21:13)
アハハハ・・・、お呼びでしたか?
SEは山本利三郎氏が風洞実験までして創ったフォルムですからね、はたしてどうだったのか?
というより、これとかSBBのRAe TEE電車など好きですね。これはこれで完成として、次に着手しましょうよ。
by OER3001 (2024-08-23 22:05)
■OER3001様
おっとっと(汗)、前にもアメリカのアレがSE車のモデルじゃないかって書いたら、ムキになったような反論を書いてきた「お方」がいまして〜
つぎに着手かぁ!うーむ、
by Cedar (2024-08-24 00:10)
盆休み久々に観ました> À bout de souffle
あんたの時代は良かった・・ですね。
by gop (2024-08-24 07:20)
■gop様
À bout de souffleが原題だと一瞬忘れてました。ベルモンドもゴダールも逝っちゃったし沢田研二も肥っちゃったし、あの時代は遠くなりにけりですね。
by Cedar (2024-08-24 08:32)
ジャン・ポール・ベルモンドも懐かしいなぁ。
アラン・ドロンも米寿で逝っちゃったし。
諸先輩方は大往生ってことですが、最近は番抜かしも多くなってきました。
by 思い出せない・・・ (2024-08-24 09:15)
■思い出せない・・様
この歳になると訃報はデフォルトに、
一方てゾンビ模型を蘇らせたりします。
やはりこれは終活ですね。
by Cedar (2024-08-24 13:19)
2度コメ失礼します。
終活って言い方やめましょうよ、辛気臭い、らしくないですよ。
再発見と行きましょう。かく言う私も実家でゴソゴソやっていると、、、
フランス繋がりでいくと、ポルナレフのドーナツ盤なんてのが出てきましてね。その後の半世紀の音楽趣味からは考えられないシロモノ。うわぁー、なんでこんなんがと思いながら聴くと結構良いんですよ、コレが。
年輪を重ねたからこそ違う良さも発見できる。そう考えましょう。
by シグ鉄 (2024-08-24 23:06)
■シグ鉄様
2度コメありがとうございます。
再発見かあ、再開発(嫌いな言葉)みたいでなんだかこそばゆい感じだし、ポジティブとか前向きってのは若い頃からあまり好きじゃないんです。今やチンタラ&テキトーが好きな瘋癲老人・・・すみませんすみません。
by Cedar (2024-08-25 00:08)
TEE何だったけかな?
と思いながら読んでいたら
そうかTrans Europe Expressか。
by 八犬伝 (2024-08-25 20:00)
■八犬伝様
さすが高校まで鉄だったお方(爆)ですね。ブログ記事に説明するかどうか迷いました。当時は憧れの列車も今では知ってる人のほうが少ないかも・・・
by Cedar (2024-08-25 20:08)
思い出せない・・・
前回思い出せなかったジャン・ポール・ベルモンドさんの出演作品の1つ。
「大頭脳」!
当時学生帽のサイズクラスで2~3番くらいでした。
手足短い頭でっかちって、ぬいぐるみなら可愛いんですが。
残念!
by 思い出せない・・・ (2024-08-29 07:23)
by Cedar (2024-08-29 15:05)
この頃のTEEって、電車の編成もありましたねえ。
スイスやドイツでもあったように覚えています。
by ナツパパ (2024-09-05 09:29)
■ナツパパ様
これはTEE最初期の車両で、当時は各国の電化が進んでなく、異なる電化方式を直通できる技術も開発途上だったので、イタリア、ドイツ、オランダ+スイス、このフランス、いずれもディーゼル車でした。スイスの電車TEEは第2世代で、やがては多電流式EL牽引の客車列車になっていきました。
by Cedar (2024-09-05 18:49)