1年前のシントラお電車(その1) [外国鉄写真]
ここ2週間、足の怪我で外出もままならないCedarですが、昨年の今頃はポルトガルでお電車三昧だったんですよね~(遠い目)
そんな2023年10月29日朝はリスボン・ロシオ駅からシントラという街に向かいました。(1・2)20年前に来た時もこの線には乗ってますが、ロシオ駅も出入りするお電車も変わってないのがポルトガルだなあ→前回訪問記はこちら
雨の中シントラに到着(3)この駅舎もま~んま変化無しです。
そんな2023年10月29日朝はリスボン・ロシオ駅からシントラという街に向かいました。(1・2)20年前に来た時もこの線には乗ってますが、ロシオ駅も出入りするお電車も変わってないのがポルトガルだなあ→前回訪問記はこちら
雨の中シントラに到着(3)この駅舎もま~んま変化無しです。
前はそのままトンボ帰りしましたが今回は駅から歩くこと15分~目的地は海岸の町に向かうお電車の始発駅でした。
(4・5)実はこのお電車、同行者に教えてもらうまで存在を知りませんでした。(と思ってたら前回訪問記には路面電車云々とか書いてある)
下は路線図、右下の赤い■が国鉄シントラ駅です。
(4・5)実はこのお電車、同行者に教えてもらうまで存在を知りませんでした。(と思ってたら前回訪問記には路面電車云々とか書いてある)
下は路線図、右下の赤い■が国鉄シントラ駅です。
篠突く雨のなか、お電車が到着。(6・7)電停に掲示されたタイムテーブルによれば、たったの2往復の運行!先週から秋冬運行に移行したらしい~なんてこったい!。おまけに乗務員いわく「悪天候だからこの先の運行は中止になる場合もある、戻ってこれないかもだが、それを承知なら乗れ」ですと~この程度の雨で運休するほど貧弱な施設なの?(=はい、貧弱でした)
今日のお電車はビルボードにあるようなオープンではなく(この天気じゃ無理か)リスボンの色違い、といった風情、屋上はポール1本だけでリスボンのよりすっきりしてます。(8)(9・10)室内はウッディなエエ感じです
発車してしばらくは路線図にあるように、右に左にくねくねしながら下っていくので、ここはと~ゼンかぶりつきで線路ウオッチングだあ!(11・12)と思ったら車掌に止められてしまいました、ちなみにドライバーの隣に立つのが車掌です。
(13)
(13)
仕方ないので大人しく客席に座って、ハンドブレーキ(空制は無しです)を操作するドライバーのケツをひらすらウオッチング・・・(爆)
お電車に書かれているように開通は1904年、現在の路線はシントラ~プライア・ダ・マサス間11・7㎞、軌間1000㎜、運行はシントラ市(以上WIKIより)
路線の改廃はいろいろあり、2004年まではシントラ駅前まで乗り入れていたようです。(WIKIより参考写真)
路線の改廃はいろいろあり、2004年まではシントラ駅前まで乗り入れていたようです。(WIKIより参考写真)
そんなこんなでおよそ45分、終点のプライア・ダ・マサスに到着、(15・16)線名に相応しく、海が見える終点風景~季節外れの海浜リゾートの風情もなかなか良かったです。お天気も往路よりは少しマシになって、脅かされたような運休ってなことにはならないようです。ならばポルトガル名物のイワシの塩焼きでワインでも、と思ったけど、帰りのお電車の時間も気になる・・・なんたって1日2本ですから、次の電車だとリスボン戻りが夕方だあ~
なので食事のお楽しみはお預けに(画像はイメージです)
なので食事のお楽しみはお預けに(画像はイメージです)
ではまた。
2024-10-29 18:00
nice!(8)
コメント(17)
この電車のマスコン、写真の位置がオフだとすると反時計回りで力行なのでしょうか。ハンドル自体が外れるのは銚子電鉄のデハ101に付いていたウエスチングハウスのと同じですね。
by モハメイドペーパー (2024-10-29 19:52)
■モハメイドペーパー様
そういうことにあんまり、ってか関心ないので・・・すみません分かりません、ちなみにマスコンはエゲレス製のようです。
by Cedar (2024-10-29 19:59)
右側の怪しいやつ、とても気になりますね。ガソリン機関車なのでしょうか。。。
by 芝浦鉄親父 (2024-10-29 20:30)
■芝浦鉄親父様
Cedarが訪問時は車庫の扉が閉ざされていて、こんなのがいるとは知りませんでした。WIKIの所属車両諸元表に乗ってないし、シントラの幽霊機関車?
by Cedar (2024-10-29 20:41)
一日2本ですか、なんとも残念ですが凄く魅力的な電車ですね。
時間を気にせず、ここでゆっくりした時を楽しむのはサイコーなのでしょうが、旅行者としてはなかなかきついものがありますね。
by OER3001 (2024-10-29 22:35)
■OER3001様
そうなんです。もし万が一(爆)再訪するならハイシーズンにしないと~それでもたったの6本なんですが・・
こうなると20年前に1週間リスボンでサウダージ気分に浸ってた時に行っとけばよかったです(笑)
by Cedar (2024-10-29 22:45)
★ライス様
たくさんのnice!ありがとうございます
by Cedar (2024-10-30 00:32)
11kmを45分! 快速ですねぇ。
車庫の屋根まわり、日本建築みたいですね。
by シグ鉄 (2024-10-30 10:10)
■シグ鉄様
線形と、ハンドブレーキのみの2軸車ですから。
明治村N電の走りっぷりを思い出しました。
by Cedar (2024-10-30 12:24)
芝浦鉄親父さまも話題にされた右側の怪しいやつ、
https://nl.wikipedia.org/wiki/Tram_van_Sintra
には別の画像も掲載されていて、B型、ロッド式、スポーク動輪、外台枠の超小型ディーゼル機"Dresine"であることが分かります。Deutz製だそうです。
by おきやん (2024-11-02 13:56)
■おきやん様
怪しいやつ情報ありがとうございます。なんでこの線にコレがいるんだ?っていう怪しさは残りますね。
by Cedar (2024-11-02 14:34)
怪しいやつの件、舌足らずで失礼しました。
このディーゼル機関車は1955年に入線しています。1926年にDeutz社で製造されたリスボン港ドック局(?)用の広軌機関車でした。後にメーターゲージに改軌され、レイションイス港で使用されていたものだそうです。
by おきやん (2024-11-06 11:46)
■おきやん様
補足情報ありがとうございます。この線は貨物輸送などはやってない(入線時はやってたのか?)ので、やはり保存目的ですかね。
by Cedar (2024-11-06 11:50)
貨物輸送はやっていた!
現在はやっていないのでしょうが、1914年に行われた調査では、当時7両の貨車があり、そのうちの1両は石炭輸送用であったそうです。件のDLは1955年にやってきていますので1914年当時の牽引機は不明です。また、1907年に現在のバンザオ駅と国鉄の間の物資輸送に関する協定が結ばれており、バンザオのワイナリーからの貨物輸送もあったようです。
by おきやん (2024-11-06 15:07)
■おきやん様
重ね重ねの情報ありがとうございます。
by Cedar (2024-11-06 18:06)
さりげない様子の駅がいいですねえ。
線路の端もそのまま、というのは模型的にそそられます。
by ナツパパ (2024-11-10 11:32)
■ナツパパ様
この線は模型のセクションにしたいローカルトロリー風景の連続でしたね。西欧の中心から離れてる場所ならでは、なのかもしれません。行って良かったです。
by Cedar (2024-11-10 12:03)