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台北の鐡道博物館(その2) [外国鉄写真]

台北の鉄道博物館=台湾博物館鐡道園区レポート、2回目は2階のレイアウトです。283D9161-8B4F-42DE-95D6-383A9BEE06C1.jpeg(1)1970~80年代旧台北駅周辺と、1910年代の台北鐡道工場を再現したものが併設されて、運転も行われていました。5BBE2219-A70A-4F80-9901-051829E42E58.jpeg(2)
旅のWebなどでレイアウトの存在は知ってましたが(相変わらず「ジオラマ」って書く~止めてくれ!)ゲージもわからず(Nゲージって書いてるアホもいましたね!)大して期待していなかったんですが「台北車站旧駅」を再現してるってのが気になって・・・
そのわけはやっぱりあの映画(またかよ)です。
恋々風塵G.jpg(3)そうです。Cedarが大好きなあの映画「恋々風塵」には地上時代の台北駅が登場するんです。
で、レイアウトの実物(?)にご対面し、既視感アリアリの映画ヲタCedarなのでした。346F9508-12D5-4488-A27A-64BE53FA6C42.jpeg(4)まず映画のロケ場所の第六月台が淡水線のホームだったことがわかりました。
3AFDF352-FEE2-43A5-918A-4E6E611F38AF.jpeg(5・6)恋々風塵taipeiG.jpg


20124970-AB9E-45F5-AAEA-0A14C87B2BC6.jpeg(7)なるほど、本屋側からホームの屋根が6つ並んでますね。

映画観てて気付いた主人公のいる淡水線ホームと、縦貫線のホームとが斜めってる具合も確認できたし、

恋々風塵taipeiG3.jpg
(8・9)
恋々風塵taipeiG4.jpg
こんなショットも鉄心をくすぐる~右の出発信号機は博物館に展示されています。恋々風塵taipeiG5.jpg(10)ヒロインが出ていく裏駅(台湾では後車站と呼びます)の位置も確認しました~C5080CB5-29A4-4CD0-B473-E4C8758E60E6.jpeg(11)基隆寄りにはテルハもあったんですね。縦貫線は電化されてる時代なのに、架線柱が無いのはCedar的にはちょいと減点ですが、ま、仕方無いかあ。

とかとか・・スマホから映画のスクショ呼び出しては、レイアウトと見比べてニヤニヤと気分上げてる変な日本爺さんを、係員の女性が怪訝な顔で見ていましたね(爆)

D0BC5292-ED14-4EE5-92ED-C266B8195BC2.jpeg(12)おっと、架線柱ある部分もあったです(爆)走ってるのは縦貫線電化前の最速列車光華號~なぜか自強號の姿見なかったような~


駅以外にも、90年代に台湾と深くかかわっていたCedarにとっての泣ける見どころが2景。
まずは鉄道が地下になった後も残っていた長距離バスのターミナル、扇形の屋根に発着する國光客運バスの車体色もキチンと再現されてますね。後ろの忠孝路の歩道橋には無許可営業の露店商がたくさんいて、警察の手入れがあると一斉に逃げてったなあ。
97D9A245-D693-4493-AB00-3298F632C7FC.jpeg(13)ここから高雄まで乗った夜行バスが、あやうく事故に巻き込まれそうになりました(爆)
2つ目、線路にそって伸びる建物は地下化後も長いこと残っていた中華商場、これも懐かしい~
47F1404F-9232-4692-9FEB-A05015086AE1.jpeg(14)ここで日本では買えない(台湾でも違法)1本に100タイトルくらい入ったファミコンソフト買ったことなど思い出してしまう始末~昔台湾ちゅうかろ.jpg(参考画像)
しばし’90年代台北にタイムスリっプしちゃいました・・・

我に返ると、扇形庫に出入りするSLのサウンドが再現されたり98A3DAA5-0233-483C-A6E2-C1450CF9F3F6.jpeg(15・16)BA9DC05A-72DA-44F7-B23E-43831CFA5718.jpeg
昼から夜へとライティングが変わったり、CD0C8D02-5BE3-4798-AEED-F4E6E3849AFA.jpeg(17)なんだそんなの当たり前だよ、ってか?こういう施設を見に行くことがあまりないのでとんと浦島太郎ですわ。

そんなこんなで結構な時間を使ってしまい、隣のスペースでしばし休息~E0A898F3-A993-4C53-9E52-6E8C281BF7B3.jpeg(18)いろいろな列車の座席が並んでるってのも万世橋を思い出すなあ・・・再び1階に降りるとミュージアムショップ、というのはおなじみのレイアウトでした。

・・こうして3時間ほど滞在、最近のアトラクション満載の鉄道テーマパークでなく、実車も展示されてないので好みは分かれそうですが「博物館」なマジマジ気分を味わうのがお好きな方にはお薦めです。C5A9D4EE-C8BA-49A2-9961-0073686F62BA.jpeg(19)台鐵・高鐵台北車站、桃園機場捷運(MTR)台北站からすぐですから、国内移動や出入国のついでにどうぞ。
あ、65歳以上はダータ!ってのも嬉しいですね(平日のみ、週末は全票の半額50元だそうです)。

ではまた。

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OER3001

第2報はレイアウトでしたか、ありがとうございます。
この列車走行は常時なのか、1日に何回かなのか気になる所です。また線路ももしかしてROCO製品が使われていたのか気になる所です。3時間あまりを過ごしたこと、良く理解できますよ。
ジオラマとレイアウト、そして「1階に下りるとミュージアムショップというレイアウト」、あ~煩わしい。ショップの配置はゾーニングが良いような気もしますが、まあ重箱は止めておきましょう(笑)。

by OER3001 (2024-12-03 14:30) 

Cedar

■OER3001様 
運転は2時間置きくらいだったような。
線路のメーカー?すみませんHOゲージャーでないので、よく分かりません。
なにしろボンヤリ雰囲気に浸るだけのウツケモノですので。
順路の出口手前にミュージアムショップというのは割とよくある配置してでは?
by Cedar (2024-12-03 15:47) 

gop

台湾旅、楽しまれた様で何よりです。
この様な施設が出来たとは知りませんでした。確かに交通博物館を彷彿とさせますね。東京駅風建物は辰野金吾弟子作の様で、八角樓の男子トイレが素敵です^^

by gop (2024-12-03 18:06) 

Cedar

■gop様
台湾にはいろいろ想い出もあり、それを辿るのは楽しかったです。煉瓦+木造の建物は日本統治時代に流行したようですが、白蟻にやられて現存してるものは少ないとか、エントランス部2階のあたりは立ち入り人数を制限してました。
by Cedar (2024-12-03 18:45) 

シグ鉄

駅構内で分岐して行く、日本にもどこかにあったなと考え込んでいました。鳳じゃセコすぎる、デカい駅であったはず。
やっと思い出しました。千葉駅です。
台北と違い高架ですから全く風情はありませんけど。
by シグ鉄 (2024-12-05 12:05) 

Cedar

■シグ鉄様
関東だと鶴見線浅野とかもありますね・・・地平でデカいと言えば阪急十三でしょうか。台北は分岐ではないのですが・・・
by Cedar (2024-12-05 18:37) 

Cedar

★nice!いただいた皆様
ありがとうございます。
by Cedar (2024-12-05 21:54) 

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