佐伯祐三展とおフランス模型のストラクチャー [アート&本]
大阪中之島美術館で開催中の佐伯祐三展。東京で見逃していたので、似非神戸市民してた先週火曜(6月13日)に観に行きました。
高校時代、鉄研と美術部の二股部活やっていたCedarのカルチャーアイドルの1人が佐伯祐三でしたね。
展示されてた自画像、別にイケメンだったからアイドル、というわけではないですよ。
高校時代、鉄研と美術部の二股部活やっていたCedarのカルチャーアイドルの1人が佐伯祐三でしたね。
展示されてた自画像、別にイケメンだったからアイドル、というわけではないですよ。
なんたってそのころはおフランス文化(アート・映画・文学 etc.)にどっぷり染まってたCedar(そのくせ、アメリカンインタアーバンとMotownサウンドは大好き!というひねくれCedarだったんでした。)、大学の第2外国語は迷わず仏語で、映画観まくってたせいで「発音だけはトレビアン!」と先生に嗤われました。ハリウッド映画に背を向けて、おフランス映画観まくってるうちに、映画に登場するフランスの鉄道車両が気になりだしてしまい・・挙句の果てにそのモケーにも嵌った。という次第です、
それと佐伯祐三がどう関係あるんだ?
はいはい、車両だけでは飽き足らず、映画に出てくるおフランスの街並みを線路脇に作ったりしてたんです~ネットはもちろんレンタルヴィデオもない時代、映画で一瞬見ただけのおフランスの街を作る・・・そのときに漆喰の壁の色合いや、屋根や窓枠の色使いや、なにより壁の汚れの感じの参考にしたのが佐伯祐三描くパリの街並みだったんですね~今回の展覧会で作品の系譜説明に「壁のパリ」なんて文言見つけて、ちょいと感激したりして~
自分でも油絵描いていたんで、元の色の上に少量のグレイやブラウンやバーントシェンナ(レンガ色ですね)を乾いた筆でこすりつけてマチェール=壁の材質感を表現する~ああ、matiereなんて仏語を久々に思い出しましたわ〜油絵では普通の技法がドライブラシと呼ばれてることも知らずに、「やったね!油絵のこの技法でやるとストラクチャーの壁の質感ええ感じだあ!」とひとり悦に入ってましたねえ。
それと佐伯祐三がどう関係あるんだ?
はいはい、車両だけでは飽き足らず、映画に出てくるおフランスの街並みを線路脇に作ったりしてたんです~ネットはもちろんレンタルヴィデオもない時代、映画で一瞬見ただけのおフランスの街を作る・・・そのときに漆喰の壁の色合いや、屋根や窓枠の色使いや、なにより壁の汚れの感じの参考にしたのが佐伯祐三描くパリの街並みだったんですね~今回の展覧会で作品の系譜説明に「壁のパリ」なんて文言見つけて、ちょいと感激したりして~
自分でも油絵描いていたんで、元の色の上に少量のグレイやブラウンやバーントシェンナ(レンガ色ですね)を乾いた筆でこすりつけてマチェール=壁の材質感を表現する~ああ、matiereなんて仏語を久々に思い出しましたわ〜油絵では普通の技法がドライブラシと呼ばれてることも知らずに、「やったね!油絵のこの技法でやるとストラクチャーの壁の質感ええ感じだあ!」とひとり悦に入ってましたねえ。
当時の車両はゾンビ状態でまだとってありますが佐伯祐三気分で作った(爆)ストラクチャーはさすがに残っていません。今見たら無茶苦茶恥ずかしい出来なんだろなぁ〜。今回展示作品唯一のパリの鉄風景画、バスティーユ界隈の鉄道高架。
この展覧会は、一部を除いて作品の撮影が可能でしたのでこの記事も書けました。
この展覧会は、一部を除いて作品の撮影が可能でしたのでこの記事も書けました。
てなわけで、久々のおフランスな午後を大阪中之島で過ごしたアメリカンインタアーバン好きCedarでしたとさ。
ではまた。