欧州瘋癲旅日記(その5)トラム三昧な10月31日 [昨今鉄写真]
ポルト2日目の朝は猫のいるカフェでの朝飯から~(1・2)甘いパンと珈琲ってのは南欧風ブレックファスト?イタリアでも食べたなぁ。
昔むかしのネスカフェのCMを思い出しました(~知ってる人はかなりの爺婆ですね)
昔むかしのネスカフェのCMを思い出しました(~知ってる人はかなりの爺婆ですね)
ほどなくしてお電車到着しました。(6)昨日の単車ではなく小柄なボギー車~車体のデザインは1930年代のBrillのマスターユニットに似ている、と思うのはメリケン好きCedarだからでしょうか。(参考写真)(7)台車は微妙にマキシマムトラクション~
(8・9)ワクワク気分で乗り込み、迫力尾根遺産の運転で出発!ドウロ川に沿って伸びるこの線は1系統、途中で昨日撮影した18系統と合流して大西洋に近い終点PASSEIO ALEGREまでの運行。(10)
旧市街のような街並み風景ではないものの、川沿いの古い建物や並木など撮影スポットには事欠かず、帰りは撮影しながら全線を歩いてしまいました。
今回は終点からトラムミュージアムを経て分岐点までの風景をご覧ください。
30分ほどで着いた終点PASSEIO ALEGREは港町の入口という感じで、少し歩くと大西洋に出るらしいです。(11・12)単車だとポール回しの風景が見られますが運転士はレトリーバーを持って移動するんです~って考えれば当たり前ですね。(13)幕板上にCITY TOURと書かれてるように、地元の足ではなく観光用の運行です〜それでも日本のインチキレトロ電車なんかでなく、メリケンオリジナルの動くお電車乗ったり撮ったりできるのは嬉しい〜はるばるこんな遠くまでやってきて良かった、と思いましたね。
気分上がったところで、起点に向かって撮影しながら歩きます。
(14・15)20分ヘッドの1系統と30分ヘッドの18系統が走るので、お電車は頻繁にやってくるし割と短い間隔で交換設備があります。
交換風景は世界中どこでも(爆)お電車撮りの定番ですね。(16・17)そこにいい感じのストラクチャーがあったりする!(18)海のような川・オリジナルのメリケンお電車・そして激渋建物~いやはや楽しいですねえ。旧市街運休のストレスもしばし忘れそうです。
交換風景は世界中どこでも(爆)お電車撮りの定番ですね。(16・17)そこにいい感じのストラクチャーがあったりする!(18)海のような川・オリジナルのメリケンお電車・そして激渋建物~いやはや楽しいですねえ。旧市街運休のストレスもしばし忘れそうです。
ドウロ川両岸は深い谷になっているので、ところどころに高い橋が架かっています、(19・20)その橋の下にも交換設備がありました。巨大なコンクリートの橋の下をちっぽけなクラシック電車が行き交うのは、なんだかシュールな景色です。
そして少し起点側に向かうと、並木道の複線区間になります。(21・22)この途中に車庫と併設のトラムミュージアムがあります~(23)もちろん入場して、リスボンに続いてメリケンお電車の群れに大興奮しましたがそれは別記事でのお楽しみ~
車庫前電停(っていう名前じゃなかったけど)の起点側に2つの系統の分岐点があり、ここも楽しい場所でした。
(24)見逃せないのはポイントの切替え、運転士(もしくは便乗してるポイントマン)が電車から降りてきて、バールのようなモノ(ってのはよく犯罪報道で聞きますね)、もしくはドライバーの親方みたいなのをポイントの中央部の穴に突っ込んで切り替えるシーンです(リスボンでも同じような光景を目撃しました)。(25)自分の道は自分で開く!さすが個人主義のヨーロッパ、なんてね。
(24)見逃せないのはポイントの切替え、運転士(もしくは便乗してるポイントマン)が電車から降りてきて、バールのようなモノ(ってのはよく犯罪報道で聞きますね)、もしくはドライバーの親方みたいなのをポイントの中央部の穴に突っ込んで切り替えるシーンです(リスボンでも同じような光景を目撃しました)。(25)自分の道は自分で開く!さすが個人主義のヨーロッパ、なんてね。
ではまた。
2023-12-07 06:00
nice!(11)
コメント(12)
おとなしい黒猫ちゃんですね。
おそらく日本でも猫(鉄ニャン)を大切に
されていることがしていることが、
分かってるだと思います。
海辺の路面電車、素敵です。
by マサ (2023-12-07 08:33)
ネットで予習した時は川と道路に沿って走るだけで詰まらないかもと思っていましたけど、良かったですね。満喫できた気がします。
by Chitetsu (2023-12-07 09:13)
■マサ様
猫に会いたくて2日続けて同じ店に行ってしまいました。海と川と電車、写真見たある人曰く、ポルトガルの江ノ電みたい、ですって。
■Chitetsu様
沿線風景に変化があって楽しめましたね。トラムミュージアムも
素晴らしかった。
by Cedar (2023-12-07 09:36)
2階あたりで電車が見えるアパート借りて、隠れ家にしたいですね。日本から通うの大変だけど。
by モハメイドペーパー (2023-12-07 09:59)
■ポルトガルは隠遁老人の終の住処として、ギリシャとともに人気らしいです。ポルトは3か月くらいなら生活してみたい気もする街でした。
by Cedar (2023-12-07 11:17)
迎え撃ち、後追いの流れを見る限り左側通行の様に見えます。
英連邦ではないポルトガルが左なのでしょうか?
by シグ鉄 (2023-12-07 14:29)
■シグ鉄様
複線、交換駅のポールを見ていただくと分かりますが、「原則」右側通行ですね。〜でも、この話題は後ほどひとネタ記事アップ致しますのでお楽しみに。
by Cedar (2023-12-07 14:56)
プラハのトラムでもポイント切り替えはバールを持って降りてきた
乗務員が行っていたのを思い出しました。
最初は何事かと思って観てました。
by ぬか屋 (2023-12-09 17:17)
■ぬか屋様
リスボンやポルトと違って、路線網が複雑なプラハも「バールのようなもの」なんですか!ご教授ありがとうございます。
by Cedar (2023-12-09 18:22)
欧州の古い街角は実に趣がありますな。
路面電車しかり、電車前ネット、曲がりレール、敷石道路、手動式ポイント切り替え、ニラミ猫、街灯、車内灯、建築物、店前軽食、橋、植え込み、佇むご婦人・・・電車の風景を彩りますね。
by 小肥り (2023-12-10 14:59)
■小肥り様
はい。世界史の表舞台からとっくに降りてしまったポルトガルは、欧州の中でも独特の趣を感じます。そこに走るお電車が普段の趣味対象のアメリカンなのがもう堪りません!
by Cedar (2023-12-10 17:10)
★nice!いただいた皆様
ありがとうございます
by Cedar (2023-12-11 21:54)