名残りの桜de隙間電車。 [昨今鉄写真]
お江戸の桜もお終い~ってぇことで、瘋癲老人Cedarも桜写真を・・
花散らしの春の嵐が吹き荒れた翌日の4月10日、散歩&ランチに世田谷線沿線へ。
(1)最近ランチすることが多い松陰神社電停近くに、こんな場所を見つけました。ちいさな児童公園に桜が一本、その向こうに世田谷線。
まずやってきたのは「たま電車」なるラッピングお電車の三軒茶屋行き。(2)沿線に招き猫で有名な豪徳寺があるのに因んでのラッピングなのは、皆さんもご存じですよね。
桜の枝の木陰に子供を遊ばせてるお母さんもいて、お背中越しにお電車を~なんて思ってたら、怪訝そうにこちらをうかがってる様子なので、それは止めときました・・(汗)
(3)すれ違いにやってきた下高井戸行きはラッピング無し~と言っても世田谷線の300形はステンレス車体に7色(?)のカラーラッピングなんですけどね。
(4)線路の反対側からも1枚。
やはり前日の嵐でだいぶ散ってましたが、ぱっと咲いてぱっと散るのが日本人好みの桜ですから、まあ仕方無い。
線路沿いに移動し、世田谷電停脇の踏切へ、(5)オレンジの309+桜=逆光+遠すぎ=撃沈!(爆)(6)
ここでは、行きがけの越後屋バスの車内から見えた円光院というお寺の桜とお電車を絡めて撮れそうです。
(7)
うららか上天気の桜の道で隙間電車、歩く人の表情も穏やかですね。
BGMはこれで→https://www.youtube.com/watch?v=He6q4SdZN00(8)この道が狭かったころには、お寺の境内に幼稚園児のための豆汽車があったんですが、道路拡張で消えてしまいました。若者君たちが歩いてるあたりが終点だったかな?
花散らしの春の嵐が吹き荒れた翌日の4月10日、散歩&ランチに世田谷線沿線へ。
(1)最近ランチすることが多い松陰神社電停近くに、こんな場所を見つけました。ちいさな児童公園に桜が一本、その向こうに世田谷線。
まずやってきたのは「たま電車」なるラッピングお電車の三軒茶屋行き。(2)沿線に招き猫で有名な豪徳寺があるのに因んでのラッピングなのは、皆さんもご存じですよね。
桜の枝の木陰に子供を遊ばせてるお母さんもいて、お背中越しにお電車を~なんて思ってたら、怪訝そうにこちらをうかがってる様子なので、それは止めときました・・(汗)
(3)すれ違いにやってきた下高井戸行きはラッピング無し~と言っても世田谷線の300形はステンレス車体に7色(?)のカラーラッピングなんですけどね。
(4)線路の反対側からも1枚。
やはり前日の嵐でだいぶ散ってましたが、ぱっと咲いてぱっと散るのが日本人好みの桜ですから、まあ仕方無い。
線路沿いに移動し、世田谷電停脇の踏切へ、(5)オレンジの309+桜=逆光+遠すぎ=撃沈!(爆)(6)
ここでは、行きがけの越後屋バスの車内から見えた円光院というお寺の桜とお電車を絡めて撮れそうです。
(7)
うららか上天気の桜の道で隙間電車、歩く人の表情も穏やかですね。
BGMはこれで→https://www.youtube.com/watch?v=He6q4SdZN00(8)この道が狭かったころには、お寺の境内に幼稚園児のための豆汽車があったんですが、道路拡張で消えてしまいました。若者君たちが歩いてるあたりが終点だったかな?
お電車来ると踏切下がる、クルマ停まるとお電車被る、ってんで案外フレーミングが難しい~はい、瘋癲老人なりには考えてるんです(爆)。(10)で、この構図に落ち着いたところでやってきたのは玉電復刻色バージョン。
これが撮れたので、桜de隙間電車は終了しました。
これが撮れたので、桜de隙間電車は終了しました。
・・・・
なんだ、たったこれだけかい・・・なんせご近所散歩&ランチのついでだったんで。
ではまた。
架線柱フェチな似非神戸市民 [昨今鉄写真]
お電車に付き物と言えば架線、それを支える架線柱がガキの頃から好きでした。(1)70超えてもコレは変わらず、こんな写真ばかり撮ってるんです・・・
ひと月前の2月24日も山陽電鉄へ、
開通100年を迎えた、旧神姫電鉄区間のオリジナル架線柱ウォッチングに出かけました。
(2)山陽明石から往復した結果はぁ・・
(3)かなーり建て替えが進んでしまいましたねぇ。(4)なんたって開業時から建ってるってことは、これも100歳!Cedarより30歳近く年上の大先輩なんですから。
ひと月前の2月24日も山陽電鉄へ、
開通100年を迎えた、旧神姫電鉄区間のオリジナル架線柱ウォッチングに出かけました。
(2)山陽明石から往復した結果はぁ・・
(3)かなーり建て替えが進んでしまいましたねぇ。(4)なんたって開業時から建ってるってことは、これも100歳!Cedarより30歳近く年上の大先輩なんですから。
コロナ前に復刻色との組み合わせを撮った播磨町駅姫路寄りも、すでに建て替え済みでした。
やはりオリジナルの1本ビームがよろしいようで。(10)まとまって残ってるのは飾磨〜姫路の直線区間。途中の手柄駅の前後には、ちょいと良さげな街並みも見えました。(11)せっかく1dayチケット持ってたので、オリジナル架線柱と街並み絡ませて撮影したかったなあ。(12)
早く来ないといつ建て替えられちゃうかわからないですからね。
いつも板宿でお会いする電路関係にお詳しいお仲間によれば、ずいぶん前から曲線部分は横荷重の関係で建て替えが進んでいて、今はもう直線区間しか残ってないとか、
(13=2020年撮)確かに他電鉄のものより華奢な造り、横から見るともろ2D(爆)、よくある四角や三角じゃないんです。経済設計だそうで、建設当時より架線以外の架設物が増えてるのも更新の理由とか〜なるほど。(14=2020年撮)開業当時は神姫1形がポールを振りたて爆走してたと思うと、6連直特の今まで100年にわたってよく頑張ってるなぁ!エライぞ!
(15)てなことで、カブリツキでエライ架線柱を眺めつつ神戸に帰り、板宿でナローな集まりに参加しました。
(15)てなことで、カブリツキでエライ架線柱を眺めつつ神戸に帰り、板宿でナローな集まりに参加しました。
似非神戸市民&架線柱フェチとしては、他にも気になるのがいろいろあります。
(16)同じく山陽の旧兵庫電軌区間に残る路面用溝付きレールの架線柱やら・・・
隠れ家近くに残ってる国鉄電化当時の鉄柱やら・・・(17)コンパウンドカテナリーもオリジナルスタイル、JR酉(コレだけは)エライぞ。(18)果ては神鉄の木柱やらも気にしてる架線柱フェチ。
隠れ家近くに残ってる国鉄電化当時の鉄柱やら・・・(17)コンパウンドカテナリーもオリジナルスタイル、JR酉(コレだけは)エライぞ。(18)果ては神鉄の木柱やらも気にしてる架線柱フェチ。
病が嵩じて、モケーでも架線柱&架線作って喜んでるCedarなのであります。(19)
市内にあの忌まわしい丸太ン棒架線柱がJR以外には無いのも、似非神戸市民は心休まるんですよ(爆)(20)阪急神戸線のこの素敵な架線柱が丸太ン棒になったら、阪急なんか大嫌いになると断言します。
市内にあの忌まわしい丸太ン棒架線柱がJR以外には無いのも、似非神戸市民は心休まるんですよ(爆)(20)阪急神戸線のこの素敵な架線柱が丸太ン棒になったら、阪急なんか大嫌いになると断言します。
ではまた。
2023初冬の欧州「街ケーブル」巡り(最終回) [昨今鉄写真]
一回お休みした欧州街中ケーブルカー、最後はあのポルトのです。
滞在最終日2023年11月1日の午後に訪問しました。
滞在最終日2023年11月1日の午後に訪問しました。
ポルトの街とお電車はダントツ良かったけど、ケーブルカーは??なモノでした。(3)山下駅に入って来た姿ですが、前面下側がアコーディオンみたいな面妖なモノがついてます。なんじゃこりゃ?
その上に乗っかった車体も味気無いデザインです。
その上に乗っかった車体も味気無いデザインです。
ケーブルカーの定番ポジション・山麓向き窓からは、ドン・ルイス1世橋が見えます、ってかそれしか見えない。
(5・6)
途中の交換スポットあたりから、勾配が緩くなります、ってかほとんど水平になります。
あのアコーディオンはこの勾配の変化に対応するためだったんでした。(7)水平部分で見る車輌は新交通システム的でオモロくない形、お前はエレベーターか?塗装もつまらないなぁ。世界遺産の街並みにも似合っていません。
昔の車両はどんな感じだったのでしょうか?
(wikiより参考写真)う~んよく見えないや。
今の路線は旧線が事故で廃止になっていたのを、同じ区間で2004年に復活させたものだそうです。
(これもwikiより)
(8)街並みに似合わないと知ってるのか?山上駅は地下でした(爆)。
(5・6)
途中の交換スポットあたりから、勾配が緩くなります、ってかほとんど水平になります。
あのアコーディオンはこの勾配の変化に対応するためだったんでした。(7)水平部分で見る車輌は新交通システム的でオモロくない形、お前はエレベーターか?塗装もつまらないなぁ。世界遺産の街並みにも似合っていません。
昔の車両はどんな感じだったのでしょうか?
(wikiより参考写真)う~んよく見えないや。
今の路線は旧線が事故で廃止になっていたのを、同じ区間で2004年に復活させたものだそうです。
(これもwikiより)
(8)街並みに似合わないと知ってるのか?山上駅は地下でした(爆)。
そんなポルトのケーブルカー、気分イマイチ盛り上がらず「鉄趣味の対象外」って感じでした。
昼飯前に飲んだポルトワインの酔いが無かったら、乗らなかったかも?(10・11)
ここで飲んだポルト、美味かったなあ。
めちゃくちゃ素敵だったポルトを離れる直前で、ちょいと寂しい気分でしたし(こらこら)
(12)その日の夕刻、アルファ・ペンデュラールでリスボンに戻ったのでした。
昼飯前に飲んだポルトワインの酔いが無かったら、乗らなかったかも?(10・11)
ここで飲んだポルト、美味かったなあ。
めちゃくちゃ素敵だったポルトを離れる直前で、ちょいと寂しい気分でしたし(こらこら)
(12)その日の夕刻、アルファ・ペンデュラールでリスボンに戻ったのでした。
てなことで、やる気の無い(これもサウダージ?)レポートですみません。
ではまた。
、
2023初冬の欧州「街ケーブル」巡り(2) [昨今鉄写真]
街中華じゃなくて「街ケーブル」のリポート第2回はリスボンです。
「七つの丘の街」と呼ばれるリスボンのケーブルカーは観光客にも大人気で雑誌やCMにもよく登場していますね。(1)「Bica/ビッカ線」のテージョ川を望むこのシーンや(2)「Gloria/グロリア線」のこの馬面は皆さんもご覧になったことあるでしょう。
でも天邪鬼爺Cedarが今日ご紹介するのは、3線あるケーブルカーのうち最も地味なこの線「Lavra/ラヴラ線」です。(3)観光客で溢れかえる他の2線とは異なり、うらぶれた感じの住宅地を20分ヘッドくらいでのんびり往復してる姿に痺れました。
(4・5)
でも天邪鬼爺Cedarが今日ご紹介するのは、3線あるケーブルカーのうち最も地味なこの線「Lavra/ラヴラ線」です。(3)観光客で溢れかえる他の2線とは異なり、うらぶれた感じの住宅地を20分ヘッドくらいでのんびり往復してる姿に痺れました。
(4・5)
山麓駅(ってか山下電停)こそ割と繁華な道に面してるものの、他の線と比べると街並みに挟まれてひっそりした感じだし~乗客も多くない。(6)
(7)山上駅の周辺には何もなく、駅入り口も住宅の玄関かと思うくらい小さいです。(8・9)
途中区間も普通の住宅地の間を行くだけで、人影もまばらでした。(10)そんな静かな雰囲気が気に入ったせいか気持ちに余裕が出来たせいか、隙間電車ならぬ「隙間ケーブルカー」して遊んでました。(11~13)ポルトガルまで来てこんな写真撮ってる瘋癲老人でした。
ではまた。
~ってのも中身が無さすぎなんで、たまには鉄らしいお話も~
リスボンのケーブルカーで不思議に思ったことはぁ~通常あるはずのケーブル巻き揚げ小屋が見当たらないことです。
(14・15)山上終点はこのようにいきなり路面!なんですから。巻き揚げモーターはどこにあるねン?と同行者と首傾げて話していました。
(7)山上駅の周辺には何もなく、駅入り口も住宅の玄関かと思うくらい小さいです。(8・9)
途中区間も普通の住宅地の間を行くだけで、人影もまばらでした。(10)そんな静かな雰囲気が気に入ったせいか気持ちに余裕が出来たせいか、隙間電車ならぬ「隙間ケーブルカー」して遊んでました。(11~13)ポルトガルまで来てこんな写真撮ってる瘋癲老人でした。
ではまた。
~ってのも中身が無さすぎなんで、たまには鉄らしいお話も~
リスボンのケーブルカーで不思議に思ったことはぁ~通常あるはずのケーブル巻き揚げ小屋が見当たらないことです。
(14・15)山上終点はこのようにいきなり路面!なんですから。巻き揚げモーターはどこにあるねン?と同行者と首傾げて話していました。
して答えは??はい、モーターはココにあります~って普通のお電車と同じじゃないかぁ?(16)そうなんです、リスボン式(って呼ぶかどうか知りません)はお電車のモーターであの急坂を上下してるそうです。(17)たしかに台車は路面用単台車をひねった形だし~
運転台にはコントローラーもブレーキもあるし~
(18)(19)普通のケーブルカーよりも立派な架線(トロリーバスと同じダブル架線)もローラーパンタもモーターを駆動するため、電灯用なんかじゃないんですね。
~と言っても当然粘着力だけで登れるはずはなく、つるべで繋いだもう1両の重量も利用して登ったり降りたりするんだとか。
(20)今の安全基準では当然×だけど、開業当時(ラヴラ線は1884年)はOKだったんですかね。SFのケーブルカーと並ぶ超古典的メカ~さすがサウダージなポルトガルならでは、という感じです。(21)そういえば2000年に初めてリスボンに行った時、初日にエレクトリコ車内でスリに遭って気が抜けてしまい、毎日のように安ワイン飲みに行ってた酒場の尾根遺産が「元気な日本人らしくないわね~そういう気分をサウダージっていうの」と教えてくれたのは、このラヴラ線の山下停留場の近くだったことに、今回気がつきました。
運転台にはコントローラーもブレーキもあるし~
(18)(19)普通のケーブルカーよりも立派な架線(トロリーバスと同じダブル架線)もローラーパンタもモーターを駆動するため、電灯用なんかじゃないんですね。
~と言っても当然粘着力だけで登れるはずはなく、つるべで繋いだもう1両の重量も利用して登ったり降りたりするんだとか。
(20)今の安全基準では当然×だけど、開業当時(ラヴラ線は1884年)はOKだったんですかね。SFのケーブルカーと並ぶ超古典的メカ~さすがサウダージなポルトガルならでは、という感じです。(21)そういえば2000年に初めてリスボンに行った時、初日にエレクトリコ車内でスリに遭って気が抜けてしまい、毎日のように安ワイン飲みに行ってた酒場の尾根遺産が「元気な日本人らしくないわね~そういう気分をサウダージっていうの」と教えてくれたのは、このラヴラ線の山下停留場の近くだったことに、今回気がつきました。
2023初冬の欧州「街ケーブル」巡り(1) [昨今鉄写真]
日本には例がないですが、欧米には都市形ケーブルカーが割と普通にあるのはご存じの方も多いですね。街中華ならぬ街ケーブル?
昨年の旅でも3都市5路線を見てきました。最初はチューリッヒの可愛いヤツから〜(1)POLYBAHNと呼ばれていて、山麓駅が泊まったホテルとつながっていたので早速乗ってみました。山麓駅ビル?から外へ。(2)右下には、セントラル電停の鬼線路が見えます、その奥にはSBB中央駅の窓灯りも。(3・4)出発してすぐクラシックなトラス橋で市電線路をオーバークロスするのも、レイアウト(最近はジオラマですかい?)にしたくなるシーンです。
路線距離は短く、中間のすれ違い部分が駅から見えて、乗車時間たったの3分!。(6・7)真っ赤に塗られたクラシックなデザインのレプリカで、なんとも楽しい~一つ残念だったのはぁ!
そうです架線が無いこと!架線柱のみ虚しく残っていました。
そうです架線が無いこと!架線柱のみ虚しく残っていました。
次は着いた日の夜の山上駅のシーンです。(8)ハーフティンバーのデザインも、これまたモケーにしたくなるような愛らしさです。(9)嬉しいことに駅前の道には、山麓駅の前からクランク状の坂道で遠回りして登ってくる市電が通っていました。
(10)帰りは市電沿いに丘を下ります。
(10)帰りは市電沿いに丘を下ります。
ハイライトはこのヘアピンカーブ。長い連接車が急勾配を180度ターンして行くのはすごい景色。
左奥が山上駅、右奥には山麓駅があるセントラル電停があります。(14・15)この一帯、ケーブルカーも市電も込みで、丸ごとモケーのセクションにしたら楽しそうです。欧州型好きのお仲間の誰かがやらないかな~なんて。
左奥が山上駅、右奥には山麓駅があるセントラル電停があります。(14・15)この一帯、ケーブルカーも市電も込みで、丸ごとモケーのセクションにしたら楽しそうです。欧州型好きのお仲間の誰かがやらないかな~なんて。
おっと失礼、街ケーブルの話でしたね。
(16・17)レトロ調の車体のデザインから、観光用に残っているのかと思いきや、山上に大きな学校があって通学生や職員の足となってるようです。こんなちっぽけでも、歴としたチューリッヒ市内交通ネットワークの一員なんですね。
(18)そんなこんなのチューリッヒ街ケーブルでした。
(16・17)レトロ調の車体のデザインから、観光用に残っているのかと思いきや、山上に大きな学校があって通学生や職員の足となってるようです。こんなちっぽけでも、歴としたチューリッヒ市内交通ネットワークの一員なんですね。
(18)そんなこんなのチューリッヒ街ケーブルでした。
ではまた。
たまにはトロリーじゃないスイス~Rhbの車両たち [昨今鉄写真]
新年3稿目も2023年10~11月ヨーロッパ旅報告、今回はRhb(レーティシェバーン)の車両集です。
ランドバッサー橋の行き帰り、国鉄とのジャンクション、クール(Chur)駅頭スナップが主体です。
(1)Rhbはスイス有数のメーターゲージ私鉄、客車テーブルの路線図を見てネットワークに驚きました。(2)クール駅上に作られたバスターミナルからRhbホームを見下ろしてます。右手が国鉄のホームですが完全に一体化してますし、切符も通しで買えます。
ランドバッサー橋の行き帰り、国鉄とのジャンクション、クール(Chur)駅頭スナップが主体です。
(1)Rhbはスイス有数のメーターゲージ私鉄、客車テーブルの路線図を見てネットワークに驚きました。(2)クール駅上に作られたバスターミナルからRhbホームを見下ろしてます。右手が国鉄のホームですが完全に一体化してますし、切符も通しで買えます。
ホームに降りると、おっといきなりの日本語だあ!(3)Rhbはラックレールを使わない、ということで箱根登山と姉妹鉄道なのはご存知の方も多いですね。(4)〜1979年から、ってことまで書いてある!お山登りがこの機関車の引く列車ってのは、嬉しいような恥ずかしいような。
左が標準色の同形、湘南型+パノラミックウインドウの前面が典型的スイス形、モケーなんかで見知ってるせいで初めて会った気がしません。サンモリッツまでの本線はEL+客車のほか、3両ユニットの昆虫顔電動車+客車という編成もあります。電車が機関車と同じように使われるのも、古くからのスイス流です。(5)
チューリッヒ中央駅で見かけた国鉄のRE4/4も同じ顔、軌間が違うけど兄弟ですね。(6)こちらはだいぶ世代交代が進んでるようです。
チューリッヒ中央駅で見かけた国鉄のRE4/4も同じ顔、軌間が違うけど兄弟ですね。(6)こちらはだいぶ世代交代が進んでるようです。
お山の上の某駅にて、ここにある小さな博物館には、日本でもモケーでお馴染みのこの2両が展示されてました。(8)この電車は鉄仲間所有のBEMO製の原形モケーを何度も見てるせいで、実物との対面もなんだか不思議な気分〜ちなみに展示車は内部が改造され、形式も変わってます。。(参考写真①)
しかし、ここまで見覚えのある車両ばかりのスイス形って、日本の外国形モケーではメジャーなんだなぁ、とマイナー外国形(=メリケントロリー)モデラーCedar、改めて実感いたしました~。
山を下っていく旅客列車をぼ~っと見てたら、なんとELの後ろに貨車が・・
Rhbに限らず、ヨーロッパでは客レでも機関車の反対側は制御客車になってるペンデルツークが一般的ですが、推進運転の規定両数以上の場合は反対側につなぐようですね~(13)
Rhbに限らず、ヨーロッパでは客レでも機関車の反対側は制御客車になってるペンデルツークが一般的ですが、推進運転の規定両数以上の場合は反対側につなぐようですね~(13)
ほぼ全線にわたって1時間1本の運行が確保され、貨物列車も運行するなど、クルマに頼らない環境先進国スイスの交通政策の一環を担うレベルの高い鉄道ですね~その分運賃の高いのもびっくりでしたが・・(フリズールーチューリッヒ間、片道¥10000超!)
ではまた。
欧州瘋癲旅の始まり(その2)郊外電車のターミナルにて [昨今鉄写真]
前回に続いてチューリッヒの「トラム」~どうもこの言葉になじめないんです=トロリーとか、トラクションって言っちゃうアメリカンお電車好きです。
(1・2)そんなCedarが気に入った「赤いトラム(爆)」のお話~
(3)S18という系統番号と車体色でもわかるように、チューリッヒ市電ではなくS-Bahn=郊外電車として運行、もともとはForch Bahn(FB)という私鉄だそうです。
そしてターミナルへは市電の線路に乗り入れ、というのも、インタアーバン好きにはドツボなんです。(4)
なぁんてエラソーに書いてますが、Chitetsuさんに教えていただくまで、こんな線があるなんて知りませんでした。
この始発駅(ってか電停)Stadelhofenの雰囲気がまた素敵でした。
(6)同名の国鉄駅前に緑豊かな広場があって、そこを巡るループのターミナルがあります。
(7・8)ここも結構鬼線路ですがぁ~
それよりもターミナルの活気と安らぎ(?)に酔っていました。
(9・10)雨の夕方っていう時間帯も良かったなあ、まるで映画のシーンみたい。
(11)と思ったら広場の一角には映画館があったりして~。
ここそのまま模型にしたい!って欧州形やってないメリケン鉄でも思いましたね。
(12)
(6)同名の国鉄駅前に緑豊かな広場があって、そこを巡るループのターミナルがあります。
(7・8)ここも結構鬼線路ですがぁ~
それよりもターミナルの活気と安らぎ(?)に酔っていました。
(9・10)雨の夕方っていう時間帯も良かったなあ、まるで映画のシーンみたい。
(11)と思ったら広場の一角には映画館があったりして~。
ここそのまま模型にしたい!って欧州形やってないメリケン鉄でも思いましたね。
(12)
気になったのは市電との併用区間が終わったところにデッドセクションがあったこと、(雨と日没で写真撮ってない)ひょっとしたら電圧とか違うのかな~帰国後調べてみたら市電区間600V、FB区間は1200Vでした。
というわけで、2023年の拙ブログはこの投稿でラストとなります。
低アクセスに喘ぎつつ来年もマイペースで続けていきますので~
低アクセスに喘ぎつつ来年もマイペースで続けていきますので~
ではまた。
欧州瘋癲旅の始まり(その1)~チューリッヒ鬼線路集 [昨今鉄写真]
ちょうど2月前に始まった欧州旅、14時間(!)の北極フライトは長かったぁ!
(1)10月24日、最初の目的地はスイス・チューリッヒ、もちろんお目当てはお電車~ヨーロッパ風に言えばトラムでした。
ご案内いただいたChitetsuさんも既にブログ記事アップされてるんで、フェチ爺としては「鬼線路写真集」で行きます。
(2)
(1)10月24日、最初の目的地はスイス・チューリッヒ、もちろんお目当てはお電車~ヨーロッパ風に言えばトラムでした。
ご案内いただいたChitetsuさんも既にブログ記事アップされてるんで、フェチ爺としては「鬼線路写真集」で行きます。
(2)
鬼線路と言ってもさすがスイス(?)~無駄に線路敷きまわしてるんではなく、いろんな系統が縦横無尽に走るための鬼線路なんです〜それだけ沢山の系統が入り乱れて稠密なネットワーク作ってる証ですね。
まずは宿泊したホテルの真ん前に展開するセントラル(Central)
部屋から全景が見えました、後ろの建物は中央駅(Hbf)です。
(3)
~川を挟んだ中央駅のプチ鬼線路と連続していて~いやはやとんでもないことになっています。(4・5)セントラルは簡単に言えば、デルタ線が2つ重なってるジャンクション(※ポンチ絵参照)なんですが~(6)そこにトロバスの架線が絡んで、架線フェチにも堪らないっす!(7)(※ポンチ絵です)
部屋から全景が見えました、後ろの建物は中央駅(Hbf)です。
(3)
~川を挟んだ中央駅のプチ鬼線路と連続していて~いやはやとんでもないことになっています。(4・5)セントラルは簡単に言えば、デルタ線が2つ重なってるジャンクション(※ポンチ絵参照)なんですが~(6)そこにトロバスの架線が絡んで、架線フェチにも堪らないっす!(7)(※ポンチ絵です)
次は市内中心部の繁華街に隣接するパラーデプラッツ(Paradeplatz)です。(8~10)
教会をバックに広場(PLATZ)全体に展開する鬼線路~
いやー凄いわ!凄すぎる。
(11)ここを5車体連接やら、(12)中間に低床車体組みこんだ旧型車やら、さらに単行用電動車連結した編成やらが入り乱れますからねえ~(13)
そして広い電停スペース部分の路面はクルマ通行禁止!(14)公共交通優先政策が徹底してるからこそ、鬼線路も活きるわけです。
教会をバックに広場(PLATZ)全体に展開する鬼線路~
いやー凄いわ!凄すぎる。
(11)ここを5車体連接やら、(12)中間に低床車体組みこんだ旧型車やら、さらに単行用電動車連結した編成やらが入り乱れますからねえ~(13)
そして広い電停スペース部分の路面はクルマ通行禁止!(14)公共交通優先政策が徹底してるからこそ、鬼線路も活きるわけです。
チューリッヒ湖からほど近い、ここベルビュー(Belleveu)もやってくれますよ。(15・16)見どころは、グランドユニオンもどきと~
(17・18)反対側のここもなにげに鬼ってます。電停手前は贅沢に3線になっていますし~
(17・18)反対側のここもなにげに鬼ってます。電停手前は贅沢に3線になっていますし~
ここは戦前からのものらしい優雅な上屋の下に飲食スペースなんかもあり、お電車見ながら珈琲やワインが飲める、鉄にとってもベルビューな場所でした。(21)この規模のジャンクションと鬼線路を見てると、「日本の路面電車とは次元が違う」~と感じました。
とかとか~たった2泊で、観たのはごく一部ですから探せばまだまだ有るかも、チューリッヒ鬼線路。
次回もチューリッヒでご機嫌伺います。
次回もチューリッヒでご機嫌伺います。
ではまた。
欧州瘋癲旅日記(その7)やっぱり架線フェチだった11月1日 [昨今鉄写真]
目指したのはここ、1系統の起点INFANTEの次の電停です。(3・4)大きな木を挟んで交換用の線路が敷かれてる、という素敵なロケーションに惹かれて出かけました。(5)模型にしたくなる交換風景を撮影していて気がついたのは、この電停は日本と同じ左側通行だったんです。
そして電停前後の単線区間の架線は、進行方向別に2本張ってあります。(6)INFANTEからやってくるお電車↑のポールは右架線に~
(7)INFANTE行き↓のポールは左架線をこすってます。
(8)終点に向かっていくお電車のポールは左の架線に~架線フログが無いので線路は単線でも架線は左側通行複線というわけです。
そして電停前後の単線区間の架線は、進行方向別に2本張ってあります。(6)INFANTEからやってくるお電車↑のポールは右架線に~
(7)INFANTE行き↓のポールは左架線をこすってます。
(8)終点に向かっていくお電車のポールは左の架線に~架線フログが無いので線路は単線でも架線は左側通行複線というわけです。
そういえばINFANTEでも到着した電車は必ず右の線に入り、奥まで行って折り返すときに隣の架線にポールを付け替え、到着したのと反対側の線から出発~(9~11)起点から左側通行複線架線(爆)が始まってたんですね。
ここで架線フェチCedarならではの、ある疑問がむくむくと湧き上がってきました・・・~「またまた一体何なんだ!」と皆さん怒らないで~。
えっとぉ、2本並んだ架線はポールが走る方向が決まってるんだとすると、昨日乗った区間(終点から1・18系統分岐点まで)は右側通行対応だったので、INFANTEからの左側通行用と分岐点以遠の右側通行用架線がどこかでクロスしてるのか?それとも電車側で停車中に付け替えてるのか?が気になってきたわけです~
わけを聞いても「それがどうした!」とお怒りならばここでご退場いただいて・・・(爆)
でも、昨日乗ったときには途中でポールをいじることは無かったなあ(ワンマン運転なのでそれをやるなら運転士が運転台を離れるはずですが、そういうことはありませんでした)
ってことはぁ~
そしたらやはり、ありましたね!
18系統との分岐点手前で単線から複線になる分岐の架線にご注目!(16・17)と言っても並木の葉に紛れて見にくくてすみません~ほら、ここで架線の左右が入れ替わってるわけです(電車も右側通行になります)。ビームにぶら下がったX標示はその表示?
つまり起点INFANTEから分岐点までの架線は左側通行対応だったんですね。
18系統との分岐点手前で単線から複線になる分岐の架線にご注目!(16・17)と言っても並木の葉に紛れて見にくくてすみません~ほら、ここで架線の左右が入れ替わってるわけです(電車も右側通行になります)。ビームにぶら下がったX標示はその表示?
つまり起点INFANTEから分岐点までの架線は左側通行対応だったんですね。
とかとか~ご一緒したChitetsuさんにも内緒の話でした(どうでもええやん!って言われるのが恐かったんですぅ~~爆)
帰国してから気がついたのですが、前日乗った区間にも左側通行の電停がありました。(18・19)こちらは分岐上の架線交差を撮ってます。(X表示もしっかりと!)〜っていうのは嘘で、撮ってるときは気がつきませんでした。(爆)
おなじく終点PASSEIO AREGREと手前のひと駅間だけ架線が1本、ってのも帰国後写真見ていて気がつきました。
(20)う~む、どこで架線が2本→1本になったのかは確認できず~架線フェチとしては不覚でした。
(20)う~む、どこで架線が2本→1本になったのかは確認できず~架線フェチとしては不覚でした。
Cedar的フェチの疑問も解決したし、お名残りのドウロ川沿いでちょいと豪華なランチ→ワインセラーでポートワインのテイスティングという、ツーリストらしい時間で締めくくりました。
ポルト、良かったなあ~
欧州瘋癲旅、次は1回お休みして続きます。
ではまた。
欧州瘋癲旅日記(その6)メリケンお電車を学んだ10月31日 [昨今鉄写真]
標準軌間なので、リスボンより更に純粋アメリカン!(5)こんなのとか(6)こんなのとか(7)こんなのとか〜アメリカ東部のトロリーミュージアムに居るんじゃないか?って気分になります。(8)269なんかメリケンお電車好きにはホントにホントにたまらん~ボディは多分現地生産なのに、ここまでメリケン流儀で造ってくれてありがとう。
でも考えてみたら前を走る車輛だって、アメリカに持っていけばVintage Trolleyとして通用する古典車ですよね~(12)実際に故郷に錦を飾ってるのもいます~(参考写真)こちらはサンフランシスコに行った同形車です。
中でもこのラインカーの作業台上下メカはスケッチまでしちゃいました。
なぜかといえば我がMt.Cedarのラインカー↓の作業台をこのとおりにハンドル回して実際に上下できるように改造したら楽しい!と思い立ったんでした。
(17)
こちらはラインカーなどに連結する資材運搬車~(18・19)我が鉄道でも、似たようなこと考えてたんでした~
欧州最西端ポルトで、お江戸のメリケンお電車モケーの参考実物に会えるなんて思ってなかったなぁ。
やはり日本とポルトガルは深い縁で結ばれているのでしょうか?
(17)
こちらはラインカーなどに連結する資材運搬車~(18・19)我が鉄道でも、似たようなこと考えてたんでした~
欧州最西端ポルトで、お江戸のメリケンお電車モケーの参考実物に会えるなんて思ってなかったなぁ。
やはり日本とポルトガルは深い縁で結ばれているのでしょうか?
説明ボードも真剣チェックしましたよ。
ブリル社の正式名称がJohn George Brill Company. Ltd.だって初めて知ったし(それはお前が不勉強!)
(21)写真や図面だけでは掴めない実車輛のサイズもこの目で確認できました。
この手の車両はメーカーのレディメイドが各地にいたはずで、メリケン雑誌の図面で見るとポルトガル向けが特に小さいということはなさそうです。(参考写真)
(21)写真や図面だけでは掴めない実車輛のサイズもこの目で確認できました。
この手の車両はメーカーのレディメイドが各地にいたはずで、メリケン雑誌の図面で見るとポルトガル向けが特に小さいということはなさそうです。(参考写真)
とかとか、思いがけずポルトガルでメリケントロリーのお勉強したお電車ミュージアム。いや〜行って良かったです。
ではまた。