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初めてのドイツ、フランクフルト。(最終回) [街人鉄写真]

2週間の欧州旅の最後はフランクフルトから帰国~
中央駅地下から空港へ、さてチェックインカウンターに向かうときに~
ぬぁんと、パスポートの入ったポーチが見当たらない!
どうやらS-Bahnに置き忘れたようです。9D15B501-1B01-4157-8191-AF1E609FC2D5.jpeg(1)
で、思いがけずってか、トーゼンってか

独り独国に居残る羽目になり、当初予定の2日後に日本に舞い戻りました。

海外一人旅の経験はそこそこあるものの、こういうのは初めてでした(当たり前だろ!)


この間のスッタモンダをざっと書くと
<11月5日、帰国予定日当日>

事態発覚→当然飛行機には乗れず→日本領事館に連絡するも日曜日で休み→外務省インフォメーションに連絡して必要な手続き確認→空港警察で紛失証明発行→ホテル手配して市内へ87BF5C08-9A62-4EAE-B87B-5503C130F807.jpeg(2)ここが結局2泊したホテル、家族経営で高齢のオーナーにとっても親切にしてもらいました。

<11月6日、待機日1日目>

朝イチで証明書用写真撮影→領事館へADEF63BF-18D2-4460-A22D-E03125DE5425.jpeg(3)帰国便の予約無しでは書類発行できない→その場で航空券ネット予約→申請書提出完了→終日フリータイム!

<11月7日、待機日2日目>

朝イチで帰国書類(渡航書)受け取り→夕方帰国までフリータイム!

ていうことで、そうなれば腹を括って(爆)2日間何したの?
やっぱり鉄。それも路面電車ですわな。
まずは待機1日目の朝領事館に向かうとき、中央駅前でこんなのキャッチAEE48987-04BE-4C83-88DB-7D5DDA405B16.jpeg(4・5)話には聞いてた荷物電車がぁ!6C805B8B-5F64-4D3A-B868-A8D0DAE884E6.jpegおお!と普通なら喜ぶんですが、幸先いいとは・・・思えなかったでした。

その2時間後、申請書類提出して領事館のビルを出たところで、やってきたのがコレ10A19105-5CDC-475B-B193-D60218499DAA.jpeg(6)昨日までは見かけなかったちょいと旧いやつ=これならアタシも知ってるDuwag形?ってんですか?なぜかROCO製のモケーが昔うちに有ったような気がします。JR酉みたいな一色塗よりもやはりツートンが似合う。
CE84FC61-804B-4C34-8335-8A39917F243B.jpeg
(7・8)領事館の前は、緑豊かな大通りをお電車行き交うエエ感じだしD5E521D9-DE08-4B69-89E5-0FF0EE40F9CB.jpeg新塗装になった旧車も走っているし
B3ECEF1B-7AE3-40B8-8B7B-A73E7BCF6786.jpeg(9)U-Bahn入口もデザインっぽいし、ところどころにパブリックアートもあったりします。
このあたりから、能天気爺はすこ~し気分アゲモードに(こらこら)。
F6B686E4-B8EB-4590-B960-B386E0B9D8E4.jpeg(10)アート&お電車撮ったり
FAC44BCA-DDEA-4242-A34B-B6B21A08C5A2.jpeg(11)領事館の入ってるトンガリ高層ビルをバックに撮ったりしました。1B605EE4-D626-4320-947A-D79D292FE4DC.jpeg(12)もう明日までは何もできない、どこにも行けない→開き直ってお電車と戯れましたよ。BF3651EA-F800-4E55-BC86-BD99FF2A1CD5.jpeg(13)午後からは空も晴れてきましたし・・
マイン川方面までぶらぶら歩いて「映画ミュージアム」行ったら月曜日で休みでやんの(爆)。
DCCAE871-1BBE-41CA-B10E-18F7463B8EE5.jpeg(14)

日が暮れて、こんな時こそドイツらしい晩飯を!とホテル近くでドイツビールとウインナー(ドイツじゃないじゃん)シュニッツェル。5824E46D-8A52-43AD-952A-ED9DA011C708.jpeg(15・16)97074749-1E77-467E-A165-F827A2D77D17.jpegこの店割と安かったし、インテリアが昔の日本のドイツ料理屋そのもので、居心地の良い店でした。

そして翌朝は再度領事館へ、「帰国のための渡航書」を入手!

1A5AAF27-CA4B-4CFB-8102-712B45B4440A.jpeg
(17)ちなみにこんなんです。(帰国後飲み会に持ってってネタにしまくりました。)

あとは夜のフライトまで、またもお電車三昧だあ!7C1B1DA6-C04A-42A7-A54F-D75890D56869.jpeg(18)ホテルに荷物預かってもらい、マイン川の向こうへ行くお電車に乗車。

アテも無く乗っていたのですが、オサレな一角を見つけて下車しました。BB0990FD-28E3-4E40-93F7-EF7B54FB221C.jpeg(19)Uバーンの駅もあるシュヴァイツァープラッツ界隈。
4B220EE9-EC73-48DD-AE93-A49F98AB9857.jpeg(20・21)並木の下をお電車が行くのがエエ感じだし、3A90E989-A65F-48DA-906F-6D2D9F148583.jpeg
狭いコーナーをキリキリ曲がって来るのもCedar好みでした。0B2B6AB1-62AB-4B1A-BB47-068F2922F2E0.jpeg54CDB3FB-BF66-45F5-9249-FADDAA0F5501.jpeg(22・23)

沿道のカフェで、お電車見ながらケーキ&コーヒーでまったりしたり、F12023D1-FCCB-4C4B-A7B4-8E080F6137C7.jpeg05AAEE32-BD67-4AE3-950C-414FFC58F4B8.jpeg(24・25)
ランチは若者でにぎわう台湾カフェで水餃子という、93F2D9A8-597C-47AF-8EE7-0BD8CC4ED153.jpeg(26)しまった、普通の観光客気分になっちまいました(反省!)
何はともあれ都心とは違った落ち着いた風景の中を行くお電車を、空港行きの時間まで・・・。1C142E81-96C0-4C69-90EC-F5ED4F1AACC5.jpeg(27)

てなことで・・ボケ老人Cedarのうっかりミスで予定外の独り独国2日間、予定外のフランクフルトのお電車でした。


※だらだらと書いてきた欧州旅話、ひとまずこれまでといたします。画像はまだありますが、以後は成り行きでテーマに合わせてアップします。

ではまた。

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初めてのドイツ、フランクフルト。(その2) [街人鉄写真]

3回ほど間が開きましたが、シツコク昨年秋のドイツフランクフルト報告、2回目は路面電車写真です。まずは着いた夜の中央駅前。7DF5D087-CF60-4D04-910F-614678664A89.jpeg(1)長かった欧州旅もあと2日、初対面のゲルマンお電車。

短い滞在予定でしたが、思わぬ出来事もあって結構しっかり撮影できました。F6FAB32E-338F-4BBE-9B26-DB2BB986D780.jpeg(2)泊まったホテルの傍にデルタ線があって、3方からお電車がやってきます、CC6B87A1-F956-49C5-894B-46FEB2E91EA3.jpeg(3)ゲルマン国のお電車には疎いので形式とかは全く分かりませんが、これまたモケーは見たことあるような・・・B2EA1515-74B7-4864-B4E2-4AF1B8566339.jpeg(4・5)38C82024-E677-4C53-8FA3-FC6BCDBE7F3D.jpegここでもガントレット風長~いトングレールが気になる(爆)線路フェチCedarでした。チューリッヒほど運行は頻繁でない感じでしたが、撮影時間帯のせいかな?

翌日の午後は、郊外の街から帰ってきた足でランチしに行ったレーマー広場近くで撮影しました。21FFE648-2850-42B2-A799-E82F7FC8B265.jpegEAC5DCDC-B945-4D3B-A01D-497273207CF0.jpeg(6~8)0B67E9D7-9D59-4359-A83C-67BCA4BA5D25.jpeg空襲で破壊された旧市街の中で、戦前の姿を復元したエリアだそうです。
ここではフランクフルトソーセージも食べたし(美味かった!)5D867780-93A7-4C35-AEFA-B264D1ED24FC.jpeg8CA27438-3731-4882-BC2B-983E1530FFEF.jpeg(9・10)
ゲルマンな街らしいこんなショットも撮れましたよ。F765391A-89FA-4744-B6D7-F548F4F1A235.jpeg(11・12)観光用?の旧形車がやってきたのもラッキーでした!5005859A-6B53-456E-AA94-FAEC762778C5.jpeg塗装で気がつかなったんですが、これもお仲間の誰かが持ってるモケー見たことあるなあ。
ってかコレ↓と同形車?台車違うか・・(なにしろゲルマンお電車は無知でェ)ひろでん.jpg(参考写真)
そうこうしてるうち、雨がひどくなってきたので撤収。25ED1D1F-4BE1-4152-AE19-4512458C2992.jpeg(13)フランクフルトで隙間電車、したかったなあ。

ホテルへの帰り道にも撮れ嵩稼ぎしてますが・・E14F9ABD-93FE-43E2-A84E-5EE9AF64B8EC.jpeg(14)改めて画像見ると、やっぱりお電車より建物メインで撮ってますね。A6B5C428-AF1A-4B19-A60E-5E90A7835148.jpeg(15)初めての街なんだからマジにお電車撮れや!という皆さんの声がぁ!(爆)
午前中結構歩いたし、雨はやまないし、なんたって明日は帰国日だしで、早めにホテルの部屋に入ってしまいました。7274CCB4-7BD9-4ADD-AA6A-CBE63ADD243B.jpeg(16)てなことで、この日の市電ラストショットは駅前で撮ったコレ。

夕食後は雨に濡れない中央駅の地下へ、Uバーンなんかチンタラと撮ってましたね。135E2F8E-C633-4F66-9C4D-AA43D5FCD4E5.jpegAE9A4009-FC3B-4D28-B576-C675BA884FB0.jpeg(17・18)やたら広い連結面&貫通幌をぼんやり撮ってたり・・やはり2週間の旅の終わりのメランコリー、って気分だったのでしょうね。

ところが、ところがぁ!
ある出来事のせいで、翌日も市電撮影は続いたんでした。8E0222EB-9D59-4C40-9767-B8BCD009B9B0.jpeg(19)そのお話は次回に。

ではまた。


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ナローな夜の似非神戸市民(その2) [モケーもろもろ]

去る2月24日のOナローの日@神戸。
「風切りミカゲ」以外には、こんなの持って行きました。A1510542-B9DD-4A0C-8A75-00823E2272F0.jpeg
(1・2)
C880CCBE-BB85-47E2-8A41-72B86964241C.jpeg(Kさん撮影)

いずれも今から20年以上前に、当時所属していたトロリーモデルクラブ(JTMC)のファウンダー・プロデューサー、故KM氏が仕掛けた On30競作プロジェクトに乗って作ったものです。

画像2の種車はコレです。
グノミー01.jpg(3)
GNOMY(グノミー)というブランドのドイツ製トイトラム。KM氏が改造ネタにと目を付けて競作プロジェクトを仕掛け、当時趣味誌にも掲載されました(掲載誌探しましたが、見つからない)

参加者にメリケンインタアーバン好きが多かったので、競作作品ほとんどがメリケン形だったのも、Cedar的には楽しかった。
こちらは数年前のJTMC例会で撮影したKM氏の遺作たちです。グノミー001.jpeg(4)ここに写ってるお電車が、すべてグノミーの改造ってのがスゴイ!

スゴイ作品と比べ、創造力・工作力ともにヒドイCedarの作品。切り継ぎ・車体延長などはせず、切ったり貼ったり+塗装やレタリングで誤魔化すという、いつもの手口です。
2CDBDB7A-2394-47A9-9A77-045C3A8D857E.jpeg(5)先頭のは典型的木造インタアーバン(のつもりです。)。腰板にいきなり木造車風の筋を引っかいて入れ、窓の上には半円に切り抜いたプラバンを貼り付けてアーチ窓風に。屋根の前後は丸い部分を適当に切り貼りしてそれらしく・・・

こちらは
コネチカットあたりに居そうな、リゾート行きダブルデッカー(のつもりです)
グノミー02.jpg(6)屋根を引っぺがし、オデコの前後に別のボディから前面下部を移植、側面は建築模型用の手すりで囲んだら、オープンな2階の完成です。
この手の車両にはフィギュアが付き物、Oゲージ用のを6人ほど乗せました。ボディは1個500円ほどだったのに、フィギュアは〆て5000円也!乗せれば乗せるほど赤字が増えます!

FF24C3A6-123E-4ED5-9F9B-210D9A63D702.jpeg(7=Kさん撮影)神戸の時は、屋上ベンチがペンキ塗り立てで座ってるカップルの姿は無し(爆)。

もう1両は中西部のライトウエイトトロリーを冷房化した、という想定。グノミー03.jpg(8)

形も塗装もバラバラ、だけど寸法は揃った2軸単車がぞろぞろ連結して走ったらオモロイんでは?っていう目論見でした。
ちなみに鉄道名はNEVERLAND ELECTRIC、ピーターパンの「大人にならない子供たちの国」を思い出す人、MJの広大な屋敷を思い出す人、貴方はどっちの人ですか?
1345F098-E789-44C3-91DE-FA9A8E3C71DC.jpeg(9)6~7両仕掛けて結局形になったのは今回の3両、製造後20年ぶりの晴舞台での走行シーンもどうぞ!→(おいおい、ピンボケだぁ)

こちらは別の走行シーン→

2ED21EE6-53A6-4EE1-9B3C-97563F5D1FE4.jpeg(10)これ作ったころは、若さ(若くねえぞ!)の勢いでこんな専用線路まで作り、例の方式で架線集電にもトライしたんでした。今見ると、モケーとプラレールの中間的な感じを目指してたのかなぁ~自分でもわかりません。


今回持参しませんでしたが、有名インタアーバンPE1000のショーティも作りましたよ。
グノミー05.jpg(11)グノミー07.jpg(12)オマケで味噌汁インタアーバン(爆)のアレも作りかけました・・・

グノミー04.jpg(13)手付かずのドンガラあるんで、これをきっかけに再増備しようか?なんて・・


もう一つはGNOⅯY競作のスピンオフ、というべきか?E2194828-AADD-4BB3-B248-B33A30AC3B78.jpeg(14)
グノミーNS04.jpg
(参考写真)ぞろぞろつながって走るインタアーバン代表(爆)ノースショア・ラインを、Onショーティ化して設計・自作したものです。
グノシミーNS03.jpeg(15)主要寸法はGNOMYに準じました。
PEがあるならノースショアも、ってか?
グノミーNS02.jpg
(参考写真)ノースショアのショーティはNORTH SHORT LINEってか?2A13A698-B59A-44A8-9FDE-9A06917D4C34.jpeg(16)下廻りもGNOMY規格に合わせた2軸車(パワトラ仕様)ですが、昔TMSに出ていた「いかさまボギー」(これ知ってるのはベテランモデラーの証拠?)にしています。F92AE9E8-9C6B-4A0F-BA68-AA69EA2FF6BB.jpeg(17)なのでグノミー用線路も走れます。

この日の線路は大カーブ!ここぞとばかりに、実物の高速運転(最高速度135㎞)を真似てカッ飛びました。
BA764EC9-EACC-4E52-A856-4E0A561316D9.jpeg(18)実物と同じく6連くらいでカッ飛びたくなる!

・・・てなわけで、「Oナローの日」当日はこんなラインナップでご機嫌伺った次第でした。

E531B470-61BD-4D4C-BE90-5FA4BAD098C8.jpeg(19=Kさん撮影)やっぱり楽しかった!皆様ありがとうございました。

ではまた。



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ナローな夜の似非神戸市民(その1) [鉄分交友]

2月2度目の3連休、鉄な集まりがあちこちで開かれましたが、24日のCedarは神戸市内某所で「Oナローの日」に乱入でした。A1D0205F-8880-4937-AF5B-98C53DB6A291.jpeg(1=ハイ、場所はアソコです)

74ACE986-A77F-492A-9A3B-A470C4E1554D.jpeg(2)16.5㎜の線路の上を走れるなら、スケールも「ほぼO」でOK、日本形、欧州形、メリケン形、そして自由形もOK、完成してなくてもOK、というゆる~~い集まりの2回目、7DE13CC8-7A2F-4D95-80D8-A3E6F1FDC13F.jpeg(3)今回は関西から初参加のお方、関東からも参加者が増えて(お前だって似非神戸市民のくせに!)またまた盛況でした。

以下お仲間作品で目についたモノを順不同で。

リアルあり~
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(4・5)工作派が多いので見応えあり!
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冗談あり~
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(6・7)大人の遊びココロが満載!A12668DD-996B-4935-A150-68EEC91A86CF.jpeg

味噌汁も~
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(8・9)実物に楽しいカタチが多いのもナローの魅力!70BE9EBD-A4B4-4122-B3A9-C47140C0373F.jpeg

スープも~
87BE723C-9F77-4A2A-A7F3-E2E90D3F8A23.jpeg(10~12)メリケン&エゲレスナローをベースのフリーランスたちE884C13C-62D7-468E-8942-F354BF51840A.jpeg塗装やウェザリングに、作者のセンスが光ってます。6C162E6F-3C7A-491D-B719-06A637247B6D.jpeg

みんな楽しく大行進でした。
市販完成品そのままは皆無で、やはり拙滅危惧種Oのナローなんかやってる皆様方は変態(拙ブログでは誉め言葉です)揃いですねえ。そんな皆様のお作を見ていると楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。

会場を提供して下すったKさんもナカ~マですね(爆)FF1E8743-32AF-4C36-8F6C-8EA4DB05F174.jpeg(13)製作途中のお作品は変態でなく真っ当ですが・・

ポーアイ疲れがまだとれない(歳ですねえ~)Cedarのはミカンなこれ。903C07BF-9523-447D-93D4-40385820AE5B.jpeg(14)風切り野郎シリーズのナロー版パーラーカーでご機嫌伺いしました。

前回も登場した緑の風切り気動車にいたく刺激されて、オリジナルデザインで製作開始!7AC08143-625D-48DE-806E-532CB85A6FC2.jpeg(15)なんてエラソーに言ってますがこの風切りデザイン、実は阪神電車御影高架下の喫茶店の窓のパクり!08232DC8-5595-4BB1-B326-0A50F97CE823.jpeg
(16・17)だからパーラーカーなんです(嘘です)BE7149DD-B295-45CA-B83B-149238E6227A.jpeg偶然通りかかって、コレ見つけたときは「風切り野郎の保存車かいな!」と・・・思うはずはないですね。
この意匠を前面はもちろん、サイドドア回りにも持ち込んでデザインし・・・71908FF6-EEDD-4FEB-B779-983BF3D0CE15.jpeg(18)久々に窓抜きなんかやって頑張ったものの、珍しく参勤業務に忙殺され、素組にとどまって完成には持ち込めなかったのが残念。
広い幕板と低い窓とのミスマッチは狙いで。古いTMSに出てきた「すべった自由形(爆)」的なデザインを意識してみました。例えばこんなの・・・869BB5AA-E14F-4C43-AF86-9E356D65BBDC.jpeg
(参考写真→TMS特集シリーズ「スパイクから運転まで」より転載)

デカい窓から見える内装やフィギュアにも凝るつもりでしたが、次回までの宿題とし、現在お江戸でしこしこ作業中。
次回はめでたく完成させてお披露目しま~す。

A90515D8-F0FF-4E4E-8D57-75CE5EDEF166.jpeg(19))

「こんな変なの二度と持ってくるな!」みたいなことを面と向かって言われない(優しく無視されることはあります)のが、このメンバーの良いところ、息詰まるような精密モケーや「ねばならぬ」主義が横行する昨今のモケー界とは一線を画す集まり(と勝手に思うCedar)ですね。

車輛はナローだけど心はブロード、なんて。


ではまた




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凄いメリケンインクライン~ [蘊蓄鉄]

いきなりですがこの写真をごらんください。櫓の上に乗ったお電車は一体何でしょ?
ビル屋上の広告塔か?E7B098B6-ED7F-45A6-84E1-18C6D4E80D62.jpeg(1)・・にしてはポールが上がって架線らしきものも見えます、おお!お電車の中には人も乗ってるじゃないですか!

別アングルはこうですD09446FB-E472-44A7-8E7B-30697CE13266.jpeg(2)櫓は斜面のレールに乗ってますね。車体の無いケーブルカーみたいな櫓に水平にレールが敷かれ、路面電車が川沿いの工業地帯を見下ろしながら山を登っていく!という空前絶後のびっくりな光景~オハイオ州シンシナティにあったMt.Adams.inclineです。

昨年のヨーロッパ旅で街ケーブルカーを乗ったり撮ったりしたメリケンお電車好きCedarは、新大陸の都市ケーブルカーにもオモロイの無いかいな?と帰国後あれこれ調べるうちに見つけたのがこれでした。4B5021DE-0F52-436A-85C5-D7CD6B3D080C.jpeg(3)AA7F6DA7-2678-4AD4-A79F-65E267A6F033.jpeg
(4)メリケンでは斜面に敷かれた専用軌道のものはケーブルカーとは呼ばず「インクライン」と言いますが、ほとんどが独立路線で、お電車そのものを乗せるのはシンシナティしか知りません。
ちなみにここには、他に5か所インクラインがあって、お電車運ぶのもあったとか・・・7DE65C52-D4A2-4E5C-91C8-5D344BB205B2.jpeg(5)そのひとつ Mt.Auburn incline、こちらは早く廃止されましたが、唯一残っていたのがMt. Adams inclineでした。

Mt. Adams inclineは路線長288m。1872年に荷馬車を乗せるために開通し、お電車積むために櫓の強化、電車の大型化(単車→ボギー車)に伴い櫓を延長しているようです。27BF2AFF-A2BC-4E65-8EA0-BB73035C96A5.jpeg(6)
廃止は1948年ですが、後年には路線バスもインクラインを経由していたようです。EF43AF29-06F3-429C-B4D4-19A5070A5459.jpeg(7)メリケンにはお電車を乗せて海を渡るフェリーがありましたが、山に登るインクラインに電車やバス乗せるとは!F317347B-9358-4ECD-9F4D-4CAD72727498.jpeg(8)バスと電車のすれ違いもあったのかも?

写真を見ると山麓駅はなんとも無造作な造りですねえ、狭い道路の単線併用軌道が手前で複線になっていきなりインクラインの櫓に乗り移るだけ、保安設備もオソマツそうです。E61944B7-D8B7-46EF-8BCB-D8B712164D66.jpeg
5CCDA844-7CD5-4A5F-A723-B255E362D908.jpeg(9・10)この場末っぽい建物やテラスに干された洗濯物がいいなあ、なんて思うのはCedarだけかな?

ツルベ式にロープで繋がった2台の櫓が複線軌道の上を動いて、文字通り上下電車がここで交換するんですね。EFB6A6E8-89BE-478E-B013-BA1024491566.jpeg(11)


シンシナティの路面電車の路線図の一部、赤〇がインクラインです。
59CACE19-5B99-441D-B1EE-BAC2E8B77E0E.jpeg(12)路面電車49系統の途中がインクラインで、山の上にも線路があります。3018A4EC-3BF0-47F4-9E23-ED47FBEF76BF.jpeg(13)近鉄大阪線(信貴線)の電車がケーブルで山上に運ばれ信貴山急行に直通、みたいなものですね。

・・・・てな蘊蓄も大事なんですが、メリケンモケー爺Cedarとしては、無謀にもこれをモケーにできないかと考えてましてェ・・・

7E8CDCDD-777F-47B0-BC37-706E148BAEBE.jpeg(14)例のGGUのモジュール新作のネタに、ヨーロッパ旅で刺激された街ケーブル(インクライン)を入れられないかと思ったわけです。
DA4E11B4-F5BD-49D0-A1BA-7FCD4C7650C5.jpeg(15)思ったら現地?にはすでにモケーありました(爆)。ちゃっかり参考にします。
いかにも工業都市の場末!っていう周辺の建物や道の感じも再現したいです。F89A3F49-2EBE-4161-89B0-E6C41F5789F3.jpeg

E3022158-643A-4CEF-8354-0698A030A671.jpeg(16・17)
ヨーロッパのケーブルカーは総じて小ぎれいなところに敷かれてましたが、ごちゃごちゃキチャナイ街風景が好きなCedarは、モケーにするならこういう景色の方なんですねえ。

・・・問題はサイズの小さいGGUお電車モジュールに、この景色のエッセンスをうまく再現できるのか?もちろん櫓は上下させたいし、ホンモノ同様本線と線路繋ぐか?複線はスぺース的に無理だから単線化やむなしか?高低差をどこまでも表現するか?などなど無い知恵を絞って設計中です。
63947B89-8168-41E3-B105-DC26330ABD5D.jpeg(18)

次回のGGUセッションではお披露目出来たら~と思っていますので乞うご期待!(誰が?)

最後になりましたが今回の画像はwikiからです(3・5・12・18以外)。

ではまた。

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初めてのドイツ、フランクフルト。(その1) [街人鉄写真]

昨年の欧州旅のラストは、サウダージなリスボンからゲルマンなフランクフルトへ。518C1666-8240-4292-81BD-6089AB6EBABC.jpeg(1)フライトは3時間、なのに水すら出ない奴隷フライト!いやはや参った。

どちらかと言えばラテン文化好きなCedarは、ゲルマン民族の国にはあんまり縁がなく、ドイツも実は初めてでした。
FF011C14-8940-4173-A084-9C426CE770A1.jpeg(2)空港地下駅からSバーンで市内へ(このS-Bahnでは最後に思いがけない出来事がありました、そのお話はいずれ・・)

2E63E179-340B-421A-9553-110D94F618D6.jpeg(3)宿泊したホテルがなかなかゲルマンしていて良かったでした。
部屋の窓からはフランクフルト中央駅の屋根と市電が見える、というのも感激でした。
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(4=到着の翌朝撮影)
この景色見たらもうタマラン!何はともあれ中央駅に駆けつけましたです。081184B1-33E7-48BE-8B28-9AE05F345730.jpeg(5)
ドーム屋根の下にモケーでみていた車輛たちが出入りして「これぞヨーロッパ」してる雰囲気はやっぱり良いなあ!

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(6・7)
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(8・9)しばしそのムードに浸ってました。515BD40E-547E-4C16-A740-097C00BFD7F9.jpeg

でも気がついてみると、出入りするのは昆虫顔お電車がほとんど・・2397A716-58AD-43AD-A8D7-79F56240EC1D.jpeg
F33098CE-AB16-40C4-B588-3021F620BC14.jpegC1E4B249-DD96-48B4-AB5F-80591560EEAC.jpeg
(10~12)今や客レは少数派なんですねえ。
ELの列車も、近郊区間・中距離PP列車がほとんどでした。8317AEB7-47C4-4025-8CDA-60F71BA78C25.jpeg(13)機関車前面窓に行先標示があるのは面白い、
ビルドイン行先標示のコレは、DB所属じゃないのかな。
F767CE3E-06D9-4D9F-BE85-32FF409D86A5.jpeg(14)
ヨーロッパのターミナルと言えば、ドームの下に様々な国の客車連ねた列車が発着してると信じてたCedar ・・・これってもはや時代遅れの感覚?
国際列車もこういうのが主流のようです、これはイタリアの車両。E5234B20-509B-4629-8DDE-D9D56EABA6B9.jpeg
(15)ペンドリーノの近代形、ポルトガルで乗ったアルファ・ペンデュラールの同類でしょうか?8DEFB693-6BEF-41E3-AE65-91B9A5A8D08F.jpeg(16)こちらは翌朝見たおフランスのTGV、inOuiってのはなんでしょ?


出入りする車輛は変わっても、この駅風景はやっぱり魅力的で、滞在中何度もやってきては写真撮ってました。
高い天井や鉄骨ドームの構成美・・これぞターミナル!(なんと月並みな感想だ!)84B5A3A8-4AD0-438B-9812-348042754279.jpegC1F2D666-6867-4484-A8E2-54E3C7B08DF8.jpeg(17~19)03E07015-45EB-40B1-9FCF-B1270F7A7E5D.jpeg
4C1C519B-7DC8-4883-A91F-A1BB999D1271.jpeg(20)
こんなシーンがめっちゃ似合います。

お電車好きCedarですから、駅前を行きかう市電も気になってました・・・・594B71E1-3DA4-4FD3-8FD5-6E659808ABF8.jpeg
(21)こっちのお話は次回に

ではまた。



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もろもろ報告FROM神戸 [鉄分交友]

2月最初の3連休は、また似非神戸市民してました。
似非とはいえ市民の義務を果たすため、ポーアイ(神戸市民はポートアイランドをこう呼ぶ)にある市の施設で行われた鉄イベントに参加!4E9F9EC8-6CE5-4FFE-A843-29182AC55AE7.jpeg(1・2)7CDC3692-587B-47F3-AE35-16C1DB1AA60E.jpeg所属クラブも関西でんがな!

Cedar の持参車輛は既にご紹介したこの2種でした。F0595AF0-1D75-41DD-A69F-987ACD709F91.jpeg
(3・4)こっち(Electroliner)は2日間快調に走ったものの・・1FDC3B98-A54A-45B0-9A82-AD5EE7CA5D93.jpeg

こっち(Aerotrain)は連続高速運転が原因(?)で、プラ製台車にクラックが発生→脱線。無念の途中リタイア!
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(5・6)不調に終わった実物と同じ道をたどったわけですね(爆)。DC538A4E-41AF-43A3-848D-1CA411EFEB7F.jpeg
でも頑張って走る動画も見てやってください→

イベントは好天にも恵まれ、なかなかの人気だったのは、出展側としては喜ばしい。6C18BBD1-1E28-419F-BA13-B500B1F3D895.jpeg(7)
さらに予想外の出来事がふたつありました。
1番目は大阪に住んでいる娘と孫が会場に来てくれたことです。
0FD8467C-6CC6-4CBF-A23E-137368B2D115.jpeg(8)2歳児の孫はかなりの鉄、靴もお電車だし、オモチャもSLっていうから将来が楽しみタノシミ!F6A5666F-969C-4B72-B916-AFFC324AEC4B.jpeg(9)母親の方も理科系大学出身のせいか、鉄道模型のデジタル化に関心ありあり。

ってここまで書いてきて????と思われるお仲間も多いことでしょうね~そうですよ、赤文字で書いた部分は真っ赤なUSOです(爆)。
今参勤してる会社の後輩。退社後に結婚して大阪に住んでいて、かねて息子の鉄ぶりは聞いていたので連絡したら早速やってきてくれたんでした。母子ともに鉄、ってのはUSOじゃありません。
5AD38FB9-BC94-477C-B8FD-01AB0E6A0D59.jpeg(10)会場のお仲間に「娘と孫です」と紹介したら、びっくりして信じた人、固まって半信半疑の人、堪えきれず笑いだした人、ほぼ3等分でしたね。

そして予想外の出来事2番目は、クラブ先輩の大レイアウト見学ツアー。B67074F9-8BCE-4B9C-A949-520CD2803F2D.jpeg(11)阪神間某所のお宅には、Oゲージの架線集電レイアウトが屋根裏いっぱいに設置されていて、そのスケールにまずびっくりし・・・

ペンシイGG‐1の牽くステンレス客車や、FE8DC037-7CDD-4702-8176-E7E549E0E2E1.jpeg(12)
500系新幹線が16輌フル編成で爆走するシーンに2度びっくり・・・04FA4D51-ADD0-40FF-B0B0-F5C3556069DF.jpeg(13)

B18C3479-3E9C-41DA-BC8B-C4B4A391EA7E.jpeg(14)かなりの部分がコンパウンドカテナリーってのも、架線フェチCedar3度目のびっくりでした。
車種や規模は違うものの、同じ阪神間の架線集電レイアウトオーナーとして、大いに刺激されました。72F9A504-54CE-48C5-9C59-64553D7F7091.jpeg(15)

Oの高架下にはOJゲージの日本形(当たり前か)も走ります。DE0368B6-7AB3-4816-8175-8AEAA02D08A5.jpeg(16)
OJヤードには、中学生の頃に自作したという飯田線の国電群や3ED1F03D-7081-4E5D-A753-710B620250B2.jpeg
(17・18)
74DDB4A9-C2BC-4CC6-BE26-97E19699B093.jpegオレンジ色の阪和形が幾星霜の時を経て居並ぶ姿に圧倒されました。作者いわく「鉄道趣味の原点」なのだそうです。

とかとか・・・
95BA0FD8-783A-4740-AFAA-EFE078263203.jpeg(19)楽しんだり、びっくりしたり、圧倒されたり、の似非神戸市民Cedarの3連休。513380AE-32B0-49C9-9309-0E337DF56EC6.jpeg(20)最終日は折しも72歳の誕生日、お江戸に戻る車窓には富士のお山も見られました。

ではまた。




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2023初冬の欧州「街ケーブル」巡り(最終回) [昨今鉄写真]

一回お休みした欧州街中ケーブルカー、最後はあのポルトのです。
滞在最終日2023年11月1日の午後に訪問しました。

ポルトケーブル.png(1)写真奥の赤線部分を繋いでいます。
7A106C9E-566B-4450-A5AA-2EBB4EBFF5AC.jpeg(2)山下駅はポルトのシンボル、ドン・ルイス1世橋の橋脚の真ん前。

ポルトの街とお電車はダントツ良かったけど、ケーブルカーは??なモノでした。8F753666-0E98-4821-9BFE-721E3595BB58.jpeg(3)山下駅に入って来た姿ですが、前面下側がアコーディオンみたいな面妖なモノがついてます。なんじゃこりゃ?
その上に乗っかった車体も味気無いデザインです。

そうこうしてるうちに発車、普通の鋼索鉄道らしく、リスボンみたいに床下からモーター音は聞こえませんでした。
A5E8C3F1-5FB4-4A52-8739-97DF98B3E023.jpeg(4)

ケーブルカーの定番ポジション・山麓向き窓からは、ドン・ルイス1世橋が見えます、ってかそれしか見えない。
DA06F920-359F-4B13-AC3D-731C31628781.jpeg(5・6)557E0E69-6693-4140-99D1-F7193CDC2B23.jpeg
途中の交換スポットあたりから、勾配が緩くなります、ってかほとんど水平になります。
あのアコーディオンはこの勾配の変化に対応するためだったんでした。537823A5-0261-4E8E-A66F-9ABA592D9E35.jpeg(7)水平部分で見る車輌は新交通システム的でオモロくない形、お前はエレベーターか?塗装もつまらないなぁ。世界遺産の街並みにも似合っていません。
昔の車両はどんな感じだったのでしょうか?
ポルトケーブルELEVADOR_DOS_GUINDAIS.jpg(wikiより参考写真)う~んよく見えないや。
今の路線は旧線が事故で廃止になっていたのを、同じ区間で2004年に復活させたものだそうです。
ポルトOporto_-_Funicular_dos_Guindais_-_20110425_132242.jpg(これもwikiより)

E636B832-DC01-4AED-BC61-DA06B742993C.jpeg(8)街並みに似合わないと知ってるのか?山上駅は地下でした(爆)。

地上に出ると、運休中の市内電車の軌道が虚しく雨に打たれていました、運行してたら便利に接続してるのにねえ。
9563D409-C23B-4EF2-8FF1-052157C99F92.jpeg(9)

そんなポルトのケーブルカー、気分イマイチ盛り上がらず「鉄趣味の対象外」って感じでした。
昼飯前に飲んだポルトワインの酔いが無かったら、乗らなかったかも?499666B0-91C9-4C9D-878C-F66C41BC804C.jpeg(10・11)B11C0D04-C2BD-4DC7-8BE1-FB38DD2E000E.jpeg
ここで飲んだポルト、美味かったなあ。
めちゃくちゃ素敵だったポルトを離れる直前で、ちょいと寂しい気分でしたし(こらこら)
BE4363D8-427F-4D0A-B12B-3766D253A203.jpeg(12)その日の夕刻、アルファ・ペンデュラールでリスボンに戻ったのでした。

てなことで、やる気の無い(これもサウダージ?)レポートですみません。

ではまた。







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年の初めの鉄イベント報告&予告 [鉄分交友]

2024年も2月中旬、瘋癲老人Cedarとその仲間たち(一緒にするな!の大合唱が聞こえます)は粛々と鉄イベントやっています。
まずはお江戸で1月27日・28日の2日間
定席となった都立大学のギャラリーで、メリケントロリーを風景&架線付きで走らせる、というニッチイベント3回目(GGU 3rd.session)でした。
C5E704EB-1A0F-40A1-986D-293DF3C1EDBD.jpeg(1)
GGU(Group Grand Union)って言われても何やってるのかわからんって方もいれば、納得してくださる方も。
(OER3001様ブログより)
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とはいえ、ネーミングの意味周知は次回Sessionまでの課題ですかね。

展示もご覧ください~まずは奥の部屋のエンドレス。7E8CDCDD-777F-47B0-BC37-706E148BAEBE.jpeg(2)06111876-2E5D-4133-B439-595E5C621D61.jpeg
(3・4)関東メンバー新作のカーブモジュール↑とヤード↓を追加しました。FCF02962-CEEA-43C9-A9D0-8458EADD7066.jpeg

手前の部屋には直線モジュール新作を並べ、自動往復運転機構も組み込みました。871C8A4A-5916-4BEB-8D76-48C2CE7727F7.jpeg(5)
海あり
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(6)
街あり
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(7・8=初参加の関西メンバー新作↓↑も登場!)3BE9B282-C31F-4142-8E45-6FA0B93639BE.jpeg
山谷あり
B81007C7-1922-4F49-ACE3-9222C55C20DB.jpeg(9)
倉庫地帯あり
バリエーション豊かでしょ!

あ、手前の部屋の手前味噌です。
CedarのO架線集電レイアウトにも、ゲストの架線集電車両が乗り入れたり、02E172D4-81D6-4D9F-8EAE-0B39C4CDE69C.jpeg
(10・11)自前車輛も快調に走ってくれました。C7DA5F88-3A0F-4EAA-A891-5BF93A3A22B7.jpeg
架線集電動画です→


一方で、展示物の課題もいろいろありました。
(モハメイドペーパー様ブログより)
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(シグ鉄様ブログより)
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・・・こういうのは、次回公開時には解消しないとマズイですね。

来場者よりもメンバーが楽しんでる、という印象持たれた方もいらっしゃるようです。
1132F00A-D641-4D15-B654-719391B1BBC7.jpeg(12)会場が鉄分感じない貸ギャラリーだったり、
通常の「運転会」みたいに車輛が次々走る、ってのとは違う方向性だからでしょうか?
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(13・14)そもそもテーマがマイナー過ぎる?87E94BC9-8B2C-406B-822E-914E6F9E16EE.jpegなんたって二ホン車出入り差し止め!見たことも無いお電車しか走らないですからねえ。
てな感じで、課題もありますが続けてきたGGU。公私にわたるメンバーのスケジュールなどから4th.Sessionは少し間が空くと思いますが、次回開催時はまた新たなコンテンツ提案を行いますので何卒宜しくお願いします。


その次神戸は2月10~12日。
ニッチと正反対のビッグイベント!に所属クラブの一員として参加します。ご存じポーアイです。
AAD4F86A-62EF-4BE7-834F-B29A8A5C7A55.jpeg(15)

「非鉄な来場者も多いのに、見たことも無いアメリカ形なんか出すな!」という先輩メンバーのご意見があり、「ここでもメリケンお電車お呼びでないかぁ」と拗ねて、車輛は持参しないつもりでした。

A3E41365-7189-4290-8914-A3AEF08D0154.jpeg6F67C1E4-24E5-41AD-92F5-FA0FD1062F72.jpeg(16・17)結局は日本形とは違う個性が明快なこの2車種のみ出場させることにします。
同様の理由で、何度か持参した「地下鉄」や「自由形」↓も今回はお留守番。
(過去のポーアイでの走行シーンです)
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公開運転会→後悔運転会にならないよう、出場車輛を早めに関西に移動させ、神戸隠れ家線で足ならしした成果やいかに?→
Cedarの車両以外にもメンバーの車両が走り回りますので、今週末の3日間、こちらも宜しくお願いします。
(過去の賑わい風景です)66C2B2F0-062E-4699-8410-A1B7965F6A0F.jpeg

加齢とともに「時の流れは速まり、モケー作りのスピードは遅くなる」中で、このような機会があるのはモチベーションキープには絶好(なんて強がってますが、本番近くなると、しっちゃかめっちゃかになり癇癪起こしたりする)なんです~こういうのが定期的に無いと工作が進まず、仕掛品ばかり増えちゃうしねえ。
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最後になりましたが、お忙しい中ご来場くださった&ご来場予定の読者の皆様に感謝申し上げます。

ではまた。


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2023初冬の欧州「街ケーブル」巡り(2) [昨今鉄写真]

街中華じゃなくて「街ケーブル」のリポート第2回はリスボンです。

「七つの丘の街」と呼ばれるリスボンのケーブルカーは観光客にも大人気で雑誌やCMにもよく登場していますね。CC5933C4-F910-44B8-8117-B9E1E9B36CFE.jpeg(1)「Bica/ビッカ線」のテージョ川を望むこのシーンや3FDF90C0-4E45-4B78-8505-828184E1F6D3.jpeg(2)「Gloria/グロリア線」のこの馬面は皆さんもご覧になったことあるでしょう。
でも天邪鬼爺Cedarが今日ご紹介するのは、3線あるケーブルカーのうち最も地味なこの線「Lavra/ラヴラ線」です。521A1FF2-5811-48B9-ADCC-FF6D91049E1A.jpeg(3)観光客で溢れかえる他の2線とは異なり、うらぶれた感じの住宅地を20分ヘッドくらいでのんびり往復してる姿に痺れました。
ED360317-FEC1-4C31-BAE5-60AFD3F48235.jpeg(4・5)44745940-4C9D-45F3-AC20-72C53CC0BAA8.jpeg

山麓駅(ってか山下電停)こそ割と繁華な道に面してるものの、他の線と比べると街並みに挟まれてひっそりした感じだし~乗客も多くない。90B96A2B-D4CA-4D32-BF43-E21FB67244BC.jpeg(6)
5BB098EA-C607-4019-B61D-7198D6959A35.jpeg(7)山上駅の周辺には何もなく、駅入り口も住宅の玄関かと思うくらい小さいです。E5BA5FAE-F2DB-4A44-88A0-2645945FFEE3.jpeg(8・9)A14BC688-B3DC-4C65-B6F8-AAC62B34C04F.jpeg
途中区間も普通の住宅地の間を行くだけで、人影もまばらでした。7E78C80A-7612-4723-9A67-B8D52847531B.jpeg(10)そんな静かな雰囲気が気に入ったせいか気持ちに余裕が出来たせいか、隙間電車ならぬ「隙間ケーブルカー」して遊んでました。AADC2719-122B-41F6-85EB-B649CBBA0BD7.jpegF0C8A351-F7CC-4241-AF17-722A8BDD36BD.jpegEF137739-B306-4ECC-93E0-027C5C825BDF.jpeg(11~13)ポルトガルまで来てこんな写真撮ってる瘋癲老人でした。
ではまた。
~ってのも中身が無さすぎなんで、たまには鉄らしいお話も~
リスボンのケーブルカーで不思議に思ったことはぁ~通常あるはずのケーブル巻き揚げ小屋が見当たらないことです。
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(14・15)山上終点はこのようにいきなり路面!なんですから。1BE57927-EB77-4C05-86F0-231BA3449AED.jpeg巻き揚げモーターはどこにあるねン?と同行者と首傾げて話していました。

して答えは??はい、モーターはココにあります~って普通のお電車と同じじゃないかぁ?9AE25D11-0A9E-43C9-8505-388146F96B79.jpeg(16)そうなんです、リスボン式(って呼ぶかどうか知りません)はお電車のモーターであの急坂を上下してるそうです。B5A0C6E7-B021-4D08-BC1A-E39B8F3C28CA.jpeg(17)たしかに台車は路面用単台車をひねった形だし~
運転台にはコントローラーもブレーキもあるし~
7B9EF287-1B88-444C-95D3-AD7CF89CA8DB.jpeg(18)508AFD69-7E54-45E9-9CD4-C29E9F8E9985.jpeg(19)普通のケーブルカーよりも立派な架線(トロリーバスと同じダブル架線)もローラーパンタもモーターを駆動するため、電灯用なんかじゃないんですね。
~と言っても当然粘着力だけで登れるはずはなく、つるべで繋いだもう1両の重量も利用して登ったり降りたりするんだとか。
3D665247-DC8B-461D-A709-2900781DA3D6.jpeg(20)今の安全基準では当然×だけど、開業当時(ラヴラ線は1884年)はOKだったんですかね。SFのケーブルカーと並ぶ超古典的メカ~さすがサウダージなポルトガルならでは、という感じです。B1C9EA34-AA65-41B8-9BEB-306BA59D6FB0.jpeg(21)そういえば2000年に初めてリスボンに行った時、初日にエレクトリコ車内でスリに遭って気が抜けてしまい、毎日のように安ワイン飲みに行ってた酒場の尾根遺産が「元気な日本人らしくないわね~そういう気分をサウダージっていうの」と教えてくれたのは、このラヴラ線の山下停留場の近くだったことに、今回気がつきました。

E05EC3A7-8B52-4A43-9AA0-497C1F11194A.jpeg(22)もちろんその店はもう無かった・・・最後は関係ない与太噺~
ではまた。


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