欧州瘋癲旅の始まり(その2)郊外電車のターミナルにて [昨今鉄写真]
前回に続いてチューリッヒの「トラム」~どうもこの言葉になじめないんです=トロリーとか、トラクションって言っちゃうアメリカンお電車好きです。
(1・2)そんなCedarが気に入った「赤いトラム(爆)」のお話~
(3)S18という系統番号と車体色でもわかるように、チューリッヒ市電ではなくS-Bahn=郊外電車として運行、もともとはForch Bahn(FB)という私鉄だそうです。
そしてターミナルへは市電の線路に乗り入れ、というのも、インタアーバン好きにはドツボなんです。(4)
なぁんてエラソーに書いてますが、Chitetsuさんに教えていただくまで、こんな線があるなんて知りませんでした。
この始発駅(ってか電停)Stadelhofenの雰囲気がまた素敵でした。
(6)同名の国鉄駅前に緑豊かな広場があって、そこを巡るループのターミナルがあります。
(7・8)ここも結構鬼線路ですがぁ~
それよりもターミナルの活気と安らぎ(?)に酔っていました。
(9・10)雨の夕方っていう時間帯も良かったなあ、まるで映画のシーンみたい。
(11)と思ったら広場の一角には映画館があったりして~。
ここそのまま模型にしたい!って欧州形やってないメリケン鉄でも思いましたね。
(12)
(6)同名の国鉄駅前に緑豊かな広場があって、そこを巡るループのターミナルがあります。
(7・8)ここも結構鬼線路ですがぁ~
それよりもターミナルの活気と安らぎ(?)に酔っていました。
(9・10)雨の夕方っていう時間帯も良かったなあ、まるで映画のシーンみたい。
(11)と思ったら広場の一角には映画館があったりして~。
ここそのまま模型にしたい!って欧州形やってないメリケン鉄でも思いましたね。
(12)
気になったのは市電との併用区間が終わったところにデッドセクションがあったこと、(雨と日没で写真撮ってない)ひょっとしたら電圧とか違うのかな~帰国後調べてみたら市電区間600V、FB区間は1200Vでした。
というわけで、2023年の拙ブログはこの投稿でラストとなります。
低アクセスに喘ぎつつ来年もマイペースで続けていきますので~
低アクセスに喘ぎつつ来年もマイペースで続けていきますので~
ではまた。
欧州瘋癲旅の始まり(その1)~チューリッヒ鬼線路集 [昨今鉄写真]
ちょうど2月前に始まった欧州旅、14時間(!)の北極フライトは長かったぁ!
(1)10月24日、最初の目的地はスイス・チューリッヒ、もちろんお目当てはお電車~ヨーロッパ風に言えばトラムでした。
ご案内いただいたChitetsuさんも既にブログ記事アップされてるんで、フェチ爺としては「鬼線路写真集」で行きます。
(2)
(1)10月24日、最初の目的地はスイス・チューリッヒ、もちろんお目当てはお電車~ヨーロッパ風に言えばトラムでした。
ご案内いただいたChitetsuさんも既にブログ記事アップされてるんで、フェチ爺としては「鬼線路写真集」で行きます。
(2)
鬼線路と言ってもさすがスイス(?)~無駄に線路敷きまわしてるんではなく、いろんな系統が縦横無尽に走るための鬼線路なんです〜それだけ沢山の系統が入り乱れて稠密なネットワーク作ってる証ですね。
まずは宿泊したホテルの真ん前に展開するセントラル(Central)
部屋から全景が見えました、後ろの建物は中央駅(Hbf)です。
(3)
~川を挟んだ中央駅のプチ鬼線路と連続していて~いやはやとんでもないことになっています。(4・5)セントラルは簡単に言えば、デルタ線が2つ重なってるジャンクション(※ポンチ絵参照)なんですが~(6)そこにトロバスの架線が絡んで、架線フェチにも堪らないっす!(7)(※ポンチ絵です)
部屋から全景が見えました、後ろの建物は中央駅(Hbf)です。
(3)
~川を挟んだ中央駅のプチ鬼線路と連続していて~いやはやとんでもないことになっています。(4・5)セントラルは簡単に言えば、デルタ線が2つ重なってるジャンクション(※ポンチ絵参照)なんですが~(6)そこにトロバスの架線が絡んで、架線フェチにも堪らないっす!(7)(※ポンチ絵です)
次は市内中心部の繁華街に隣接するパラーデプラッツ(Paradeplatz)です。(8~10)
教会をバックに広場(PLATZ)全体に展開する鬼線路~
いやー凄いわ!凄すぎる。
(11)ここを5車体連接やら、(12)中間に低床車体組みこんだ旧型車やら、さらに単行用電動車連結した編成やらが入り乱れますからねえ~(13)
そして広い電停スペース部分の路面はクルマ通行禁止!(14)公共交通優先政策が徹底してるからこそ、鬼線路も活きるわけです。
教会をバックに広場(PLATZ)全体に展開する鬼線路~
いやー凄いわ!凄すぎる。
(11)ここを5車体連接やら、(12)中間に低床車体組みこんだ旧型車やら、さらに単行用電動車連結した編成やらが入り乱れますからねえ~(13)
そして広い電停スペース部分の路面はクルマ通行禁止!(14)公共交通優先政策が徹底してるからこそ、鬼線路も活きるわけです。
チューリッヒ湖からほど近い、ここベルビュー(Belleveu)もやってくれますよ。(15・16)見どころは、グランドユニオンもどきと~
(17・18)反対側のここもなにげに鬼ってます。電停手前は贅沢に3線になっていますし~
(17・18)反対側のここもなにげに鬼ってます。電停手前は贅沢に3線になっていますし~
ここは戦前からのものらしい優雅な上屋の下に飲食スペースなんかもあり、お電車見ながら珈琲やワインが飲める、鉄にとってもベルビューな場所でした。(21)この規模のジャンクションと鬼線路を見てると、「日本の路面電車とは次元が違う」~と感じました。
とかとか~たった2泊で、観たのはごく一部ですから探せばまだまだ有るかも、チューリッヒ鬼線路。
次回もチューリッヒでご機嫌伺います。
次回もチューリッヒでご機嫌伺います。
ではまた。
師走に走れ!東京電鉄 [モケーもろもろ]
いちばん先に手を付けたのが京王・京濱風のデト~(3)床下に吊り下げられたどデカい棒形モーターを今様EN22に換装〜(4・5)したのはいいのですが、カーブ通過のための首振りメカに組み込まれたスプリング(左赤矢印)のせいで缶モーター本体まで揺れてカタカタ雑音がぁ→結局はスプリング撤去して横方向の回転のみとしたら→ばんざーい!至極快調に走ります。
(6)東京電鉄式乗越カルダン(と言うらしい)は、なかなかの優れものですね。
(6)東京電鉄式乗越カルダン(と言うらしい)は、なかなかの優れものですね。
お次は帝都・京濱イメージの旅客車たち。(7)
こちらは動力台車の中はインサイドフレームのみで、モーター無しのお不動さんでした。(8・9)同じくEN22の縦型換装用使ってオリジナル性を第一にするか、あっさりツリカケ動力に換装するかを検討中です。っていうことでモーターは準備してますが・・・調整が大変そうだしなあ~
こちらは動力台車の中はインサイドフレームのみで、モーター無しのお不動さんでした。(8・9)同じくEN22の縦型換装用使ってオリジナル性を第一にするか、あっさりツリカケ動力に換装するかを検討中です。っていうことでモーターは準備してますが・・・調整が大変そうだしなあ~
うじうじしてたら「検討ばかりしてないで、師走なんだからとにかく走らせろ!」という天の声が〜
(10)なのでM車に手持ちのツリカケユニット2個組み込みました。インサイドフレームはしばし失業。(11)MT編成で走らせてみました↓
動画でご覧の通り走ることは走りますがやや(かなり?)パワー不足か?ちょっと勾配あったらこりゃスリップ確実ですね。
デトをつないで3連だとMTMなんでよく走ってくれますが、工場入場回送みたいでなんだかなあ~(12)
これはこれで楽しい動画です。
(10)なのでM車に手持ちのツリカケユニット2個組み込みました。インサイドフレームはしばし失業。(11)MT編成で走らせてみました↓
ダウンロードは🎥こちら
動画でご覧の通り走ることは走りますがやや(かなり?)パワー不足か?ちょっと勾配あったらこりゃスリップ確実ですね。
デトをつないで3連だとMTMなんでよく走ってくれますが、工場入場回送みたいでなんだかなあ~(12)
これはこれで楽しい動画です。
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もう1両の超デカ窓の両運車は現状全くノーアイデアですニャ。(14)これこそツリカケでOKかと思うものの、手持ちのクラウンギア使って似非東京電鉄式乗り越しカルダンにトライするか~などとも思うわけで・・・イカンイカン、走らせるための工作より、あれこれ妄想する時間が長いぞ!ま、こちらは師走に走らず、ってことですね。
と呑気に構えてたらここでまた天の声が「妄想する暇あったら手ェ動かしやがれ~」ときたもんだ。
(15)で、手持ちの台車+(オリジナルのギヤ+スプリングベルト)+手持ちのモーターで走るようにしました。
と呑気に構えてたらここでまた天の声が「妄想する暇あったら手ェ動かしやがれ~」ときたもんだ。
(15)で、手持ちの台車+(オリジナルのギヤ+スプリングベルト)+手持ちのモーターで走るようにしました。
~試運転動画です(しつこいですね)
ダウンロードは🎥こちら
なあんだ、これでよかったんだ~。「無駄な妄想、無駄な時間」でした。(16)しかし窓デカ!車体強度は大丈夫か?気がついてみたら師走も半ばすぎて、お披露目予定は次の週末だあ!急がないと!(17)一人師走気分で奮闘中!
~って、別段呼ばれてるわけでなく、こちらが勝手に決めてるだけで、間に合わなければそれまでなんですが・・・
~って、別段呼ばれてるわけでなく、こちらが勝手に決めてるだけで、間に合わなければそれまでなんですが・・・
欧州瘋癲旅日記(その7)やっぱり架線フェチだった11月1日 [昨今鉄写真]
目指したのはここ、1系統の起点INFANTEの次の電停です。(3・4)大きな木を挟んで交換用の線路が敷かれてる、という素敵なロケーションに惹かれて出かけました。(5)模型にしたくなる交換風景を撮影していて気がついたのは、この電停は日本と同じ左側通行だったんです。
そして電停前後の単線区間の架線は、進行方向別に2本張ってあります。(6)INFANTEからやってくるお電車↑のポールは右架線に~
(7)INFANTE行き↓のポールは左架線をこすってます。
(8)終点に向かっていくお電車のポールは左の架線に~架線フログが無いので線路は単線でも架線は左側通行複線というわけです。
そして電停前後の単線区間の架線は、進行方向別に2本張ってあります。(6)INFANTEからやってくるお電車↑のポールは右架線に~
(7)INFANTE行き↓のポールは左架線をこすってます。
(8)終点に向かっていくお電車のポールは左の架線に~架線フログが無いので線路は単線でも架線は左側通行複線というわけです。
そういえばINFANTEでも到着した電車は必ず右の線に入り、奥まで行って折り返すときに隣の架線にポールを付け替え、到着したのと反対側の線から出発~(9~11)起点から左側通行複線架線(爆)が始まってたんですね。
ここで架線フェチCedarならではの、ある疑問がむくむくと湧き上がってきました・・・~「またまた一体何なんだ!」と皆さん怒らないで~。
えっとぉ、2本並んだ架線はポールが走る方向が決まってるんだとすると、昨日乗った区間(終点から1・18系統分岐点まで)は右側通行対応だったので、INFANTEからの左側通行用と分岐点以遠の右側通行用架線がどこかでクロスしてるのか?それとも電車側で停車中に付け替えてるのか?が気になってきたわけです~
わけを聞いても「それがどうした!」とお怒りならばここでご退場いただいて・・・(爆)
でも、昨日乗ったときには途中でポールをいじることは無かったなあ(ワンマン運転なのでそれをやるなら運転士が運転台を離れるはずですが、そういうことはありませんでした)
ってことはぁ~
そしたらやはり、ありましたね!
18系統との分岐点手前で単線から複線になる分岐の架線にご注目!(16・17)と言っても並木の葉に紛れて見にくくてすみません~ほら、ここで架線の左右が入れ替わってるわけです(電車も右側通行になります)。ビームにぶら下がったX標示はその表示?
つまり起点INFANTEから分岐点までの架線は左側通行対応だったんですね。
18系統との分岐点手前で単線から複線になる分岐の架線にご注目!(16・17)と言っても並木の葉に紛れて見にくくてすみません~ほら、ここで架線の左右が入れ替わってるわけです(電車も右側通行になります)。ビームにぶら下がったX標示はその表示?
つまり起点INFANTEから分岐点までの架線は左側通行対応だったんですね。
とかとか~ご一緒したChitetsuさんにも内緒の話でした(どうでもええやん!って言われるのが恐かったんですぅ~~爆)
帰国してから気がついたのですが、前日乗った区間にも左側通行の電停がありました。(18・19)こちらは分岐上の架線交差を撮ってます。(X表示もしっかりと!)〜っていうのは嘘で、撮ってるときは気がつきませんでした。(爆)
おなじく終点PASSEIO AREGREと手前のひと駅間だけ架線が1本、ってのも帰国後写真見ていて気がつきました。
(20)う~む、どこで架線が2本→1本になったのかは確認できず~架線フェチとしては不覚でした。
(20)う~む、どこで架線が2本→1本になったのかは確認できず~架線フェチとしては不覚でした。
Cedar的フェチの疑問も解決したし、お名残りのドウロ川沿いでちょいと豪華なランチ→ワインセラーでポートワインのテイスティングという、ツーリストらしい時間で締めくくりました。
ポルト、良かったなあ~
欧州瘋癲旅、次は1回お休みして続きます。
ではまた。
欧州瘋癲旅日記(その6)メリケンお電車を学んだ10月31日 [昨今鉄写真]
標準軌間なので、リスボンより更に純粋アメリカン!(5)こんなのとか(6)こんなのとか(7)こんなのとか〜アメリカ東部のトロリーミュージアムに居るんじゃないか?って気分になります。(8)269なんかメリケンお電車好きにはホントにホントにたまらん~ボディは多分現地生産なのに、ここまでメリケン流儀で造ってくれてありがとう。
でも考えてみたら前を走る車輛だって、アメリカに持っていけばVintage Trolleyとして通用する古典車ですよね~(12)実際に故郷に錦を飾ってるのもいます~(参考写真)こちらはサンフランシスコに行った同形車です。
中でもこのラインカーの作業台上下メカはスケッチまでしちゃいました。
なぜかといえば我がMt.Cedarのラインカー↓の作業台をこのとおりにハンドル回して実際に上下できるように改造したら楽しい!と思い立ったんでした。
(17)
こちらはラインカーなどに連結する資材運搬車~(18・19)我が鉄道でも、似たようなこと考えてたんでした~
欧州最西端ポルトで、お江戸のメリケンお電車モケーの参考実物に会えるなんて思ってなかったなぁ。
やはり日本とポルトガルは深い縁で結ばれているのでしょうか?
(17)
こちらはラインカーなどに連結する資材運搬車~(18・19)我が鉄道でも、似たようなこと考えてたんでした~
欧州最西端ポルトで、お江戸のメリケンお電車モケーの参考実物に会えるなんて思ってなかったなぁ。
やはり日本とポルトガルは深い縁で結ばれているのでしょうか?
説明ボードも真剣チェックしましたよ。
ブリル社の正式名称がJohn George Brill Company. Ltd.だって初めて知ったし(それはお前が不勉強!)
(21)写真や図面だけでは掴めない実車輛のサイズもこの目で確認できました。
この手の車両はメーカーのレディメイドが各地にいたはずで、メリケン雑誌の図面で見るとポルトガル向けが特に小さいということはなさそうです。(参考写真)
(21)写真や図面だけでは掴めない実車輛のサイズもこの目で確認できました。
この手の車両はメーカーのレディメイドが各地にいたはずで、メリケン雑誌の図面で見るとポルトガル向けが特に小さいということはなさそうです。(参考写真)
とかとか、思いがけずポルトガルでメリケントロリーのお勉強したお電車ミュージアム。いや〜行って良かったです。
ではまた。
欧州瘋癲旅日記(その5)トラム三昧な10月31日 [昨今鉄写真]
ポルト2日目の朝は猫のいるカフェでの朝飯から~(1・2)甘いパンと珈琲ってのは南欧風ブレックファスト?イタリアでも食べたなぁ。
昔むかしのネスカフェのCMを思い出しました(~知ってる人はかなりの爺婆ですね)
昔むかしのネスカフェのCMを思い出しました(~知ってる人はかなりの爺婆ですね)
ほどなくしてお電車到着しました。(6)昨日の単車ではなく小柄なボギー車~車体のデザインは1930年代のBrillのマスターユニットに似ている、と思うのはメリケン好きCedarだからでしょうか。(参考写真)(7)台車は微妙にマキシマムトラクション~
(8・9)ワクワク気分で乗り込み、迫力尾根遺産の運転で出発!ドウロ川に沿って伸びるこの線は1系統、途中で昨日撮影した18系統と合流して大西洋に近い終点PASSEIO ALEGREまでの運行。(10)
旧市街のような街並み風景ではないものの、川沿いの古い建物や並木など撮影スポットには事欠かず、帰りは撮影しながら全線を歩いてしまいました。
今回は終点からトラムミュージアムを経て分岐点までの風景をご覧ください。
30分ほどで着いた終点PASSEIO ALEGREは港町の入口という感じで、少し歩くと大西洋に出るらしいです。(11・12)単車だとポール回しの風景が見られますが運転士はレトリーバーを持って移動するんです~って考えれば当たり前ですね。(13)幕板上にCITY TOURと書かれてるように、地元の足ではなく観光用の運行です〜それでも日本のインチキレトロ電車なんかでなく、メリケンオリジナルの動くお電車乗ったり撮ったりできるのは嬉しい〜はるばるこんな遠くまでやってきて良かった、と思いましたね。
気分上がったところで、起点に向かって撮影しながら歩きます。
(14・15)20分ヘッドの1系統と30分ヘッドの18系統が走るので、お電車は頻繁にやってくるし割と短い間隔で交換設備があります。
交換風景は世界中どこでも(爆)お電車撮りの定番ですね。(16・17)そこにいい感じのストラクチャーがあったりする!(18)海のような川・オリジナルのメリケンお電車・そして激渋建物~いやはや楽しいですねえ。旧市街運休のストレスもしばし忘れそうです。
交換風景は世界中どこでも(爆)お電車撮りの定番ですね。(16・17)そこにいい感じのストラクチャーがあったりする!(18)海のような川・オリジナルのメリケンお電車・そして激渋建物~いやはや楽しいですねえ。旧市街運休のストレスもしばし忘れそうです。
ドウロ川両岸は深い谷になっているので、ところどころに高い橋が架かっています、(19・20)その橋の下にも交換設備がありました。巨大なコンクリートの橋の下をちっぽけなクラシック電車が行き交うのは、なんだかシュールな景色です。
そして少し起点側に向かうと、並木道の複線区間になります。(21・22)この途中に車庫と併設のトラムミュージアムがあります~(23)もちろん入場して、リスボンに続いてメリケンお電車の群れに大興奮しましたがそれは別記事でのお楽しみ~
車庫前電停(っていう名前じゃなかったけど)の起点側に2つの系統の分岐点があり、ここも楽しい場所でした。
(24)見逃せないのはポイントの切替え、運転士(もしくは便乗してるポイントマン)が電車から降りてきて、バールのようなモノ(ってのはよく犯罪報道で聞きますね)、もしくはドライバーの親方みたいなのをポイントの中央部の穴に突っ込んで切り替えるシーンです(リスボンでも同じような光景を目撃しました)。(25)自分の道は自分で開く!さすが個人主義のヨーロッパ、なんてね。
(24)見逃せないのはポイントの切替え、運転士(もしくは便乗してるポイントマン)が電車から降りてきて、バールのようなモノ(ってのはよく犯罪報道で聞きますね)、もしくはドライバーの親方みたいなのをポイントの中央部の穴に突っ込んで切り替えるシーンです(リスボンでも同じような光景を目撃しました)。(25)自分の道は自分で開く!さすが個人主義のヨーロッパ、なんてね。
ではまた。
欧州瘋癲旅日記(その4)じわじわ沁みるポルト~10月30日 [街人鉄写真]
気がついたらもう12月、ヨーロッパ旅から帰ってひと月が経ちます。
ポルトに行ったのは初めてですが、ここも23年前のリスボンと同じく、日本に帰ってきた後にその魅力がじわじわと胸に広がってくる、そんな街でしたねえ。
(3・4)リスボンよりさらに古く、世界遺産になっている街並みや、起伏の多い地形の魅力、そしてもちろんそこを走るお電車のことなどをあれこれ思い出しています。
(3・4)リスボンよりさらに古く、世界遺産になっている街並みや、起伏の多い地形の魅力、そしてもちろんそこを走るお電車のことなどをあれこれ思い出しています。
リスボンからポルトまでは、CP(ポルトガル国鉄)の最速列車、アルファ・ペンデュラールで3時間ほどです。(6・7)トイレのドアが壊れていたり、空調が寒すぎたりしたものの、最高速度220㎞でポルト・カンパニャン駅着。
市内中心のポルト・サン・ベント駅には、4両連接のイモムシローカル電車に乗り換えです。(8・9)
市内中心のポルト・サン・ベント駅には、4両連接のイモムシローカル電車に乗り換えです。(8・9)
駅前のホテルにチェックインして、早速旧市内のお電車を見に出かけたのですがぁぁ~(12・13)魅力的な街並みを走る旧市街区間は工事?ですべて運休!!~外国ではアルアルとはいえガッカリ~列車で拾った風邪がひどくなってきた気がしました。
でも郊外に延びる系統が旧市街の外れまで走ってるようなので、とりあえずそれを狙うことに~運行は30分ヘッドとのことでしばし待ってるとやってきたのはこんな電車。(14・15)
リスボンと違って標準軌間なのと、下回りがブリル台車のオリジナルで純粋アメリカンなのがCedarには嬉しいウレシイ!現金なもので風邪が少し引っ込んだ気が~。
(16)
公園を抜けたところの暫定終点?がなかなか絵になる場所だったのも良かったなあ。(17)
この区間は本来単線一方通行なので、折り返して逆走するには白バイポリスが先導!ってのも笑えます~(18)そうまでするならもう少し市街中心まで走ってくれたら撮影スポット満載だったのにねぇ~と同行のChitetsuさんと話しつつホテルへ戻りました。
(19)例えばここ、暫定終点のすぐ下なんですよ~!
でも郊外に延びる系統が旧市街の外れまで走ってるようなので、とりあえずそれを狙うことに~運行は30分ヘッドとのことでしばし待ってるとやってきたのはこんな電車。(14・15)
リスボンと違って標準軌間なのと、下回りがブリル台車のオリジナルで純粋アメリカンなのがCedarには嬉しいウレシイ!現金なもので風邪が少し引っ込んだ気が~。
(16)
公園を抜けたところの暫定終点?がなかなか絵になる場所だったのも良かったなあ。(17)
この区間は本来単線一方通行なので、折り返して逆走するには白バイポリスが先導!ってのも笑えます~(18)そうまでするならもう少し市街中心まで走ってくれたら撮影スポット満載だったのにねぇ~と同行のChitetsuさんと話しつつホテルへ戻りました。
(19)例えばここ、暫定終点のすぐ下なんですよ~!
夜はポルトきっての観光名所ドン・ルイス1世橋へ、と思っていたのですが、風邪症状が心配であえなくホテルの部屋で待機してました~っていうのもブログ的には淋しい・・・
なので翌日の夜行ったときの画像を~(20)ここにはレトロお電車でなく、メトロと呼ばれるLRTが走っています。
かのエッフェル設計の2階建ての上段は歩行者とメトロの専用で、そぞろ歩く人をかすめてメトロが行きかいます~
(21・22)欄干にもたれてドウロ川両岸の街の灯りを眺めてると、柄にもなく「お~ついにここまでやってきたかあ!」という感慨というか湧き上がる旅情を身を任せてしまう~そんな場所でしたね(小雨で寒かったけど)。(23)
かのエッフェル設計の2階建ての上段は歩行者とメトロの専用で、そぞろ歩く人をかすめてメトロが行きかいます~
(21・22)欄干にもたれてドウロ川両岸の街の灯りを眺めてると、柄にもなく「お~ついにここまでやってきたかあ!」という感慨というか湧き上がる旅情を身を任せてしまう~そんな場所でしたね(小雨で寒かったけど)。(23)
ではまた。