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欧州瘋癲旅日記(その4)じわじわ沁みるポルト~10月30日 [街人鉄写真]

気がついたらもう12月、ヨーロッパ旅から帰ってひと月が経ちます。

E9E2F920-761B-445C-8456-61BB64BDE880.jpeg(1)ひと月前の10月~11月あたりは、リスボンから北へ300キロ、ポルトガル第2の都市ポルトに居たのでした。

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ポルトに行ったのは初めてですが、ここも23年前のリスボンと同じく、日本に帰ってきた後にその魅力がじわじわと胸に広がってくる、そんな街でしたねえ。D899D3C2-5161-4930-9D2D-676B18463D55.jpeg
4499E317-68EE-4BF3-8533-B98FFB98EEEC.jpeg(3・4)リスボンよりさらに古く、世界遺産になっている街並みや、起伏の多い地形の魅力、そしてもちろんそこを走るお電車のことなどをあれこれ思い出しています。

0A9194D3-4628-4ED5-AD1F-C89A6B5C977D.jpeg(5)ということで、まずは到着初日(10月30日)の鉄ネタから~

リスボンからポルトまでは、CP(ポルトガル国鉄)の最速列車、アルファ・ペンデュラールで3時間ほどです。46148519-E7F3-470E-AF83-69D29365FAE9.jpeg1B08546F-245D-426C-961E-770ADC178A8B.jpeg(6・7)トイレのドアが壊れていたり、空調が寒すぎたりしたものの、最高速度220㎞でポルト・カンパニャン駅着。
市内中心のポルト・サン・ベント駅には、4両連接のイモムシローカル電車に乗り換えです。56A2DE04-EADA-43B9-ABEE-9EF067E9351C.jpeg0B95F9D2-18B0-4379-93CE-847E45816F74.jpeg(8・9)

この駅は待合室のアズレージョ(装飾タイル)で有名~駅舎そのものも文化財になってるようです。2F9FB904-B732-45DE-929F-650AFB75BEF7.jpeg105F50EE-D919-435A-8FE3-3DF2E04AA7F2.jpeg(10・11)

駅前のホテルにチェックインして、早速旧市内のお電車を見に出かけたのですがぁぁ~BA0E1180-790B-499F-A68F-1CAF25F033A0.jpeg8D7CD6A2-8CDE-4C0F-B09C-837B09477116.jpeg(12・13)魅力的な街並みを走る旧市街区間は工事?ですべて運休!!~外国ではアルアルとはいえガッカリ~列車で拾った風邪がひどくなってきた気がしました。
でも郊外に延びる系統が旧市街の外れまで走ってるようなので、とりあえずそれを狙うことに~運行は30分ヘッドとのことでしばし待ってるとやってきたのはこんな電車。8EC61AE5-32C1-4A54-82AE-82AAE7A596AC.jpegB7A7D1A0-A7A7-43C8-8507-8E3C754D5672.jpeg(14・15)
リスボンと違って標準軌間なのと、下回りがブリル台車のオリジナルで純粋アメリカンなのがCedarには嬉しいウレシイ!現金なもので風邪が少し引っ込んだ気が~。
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公園を抜けたところの暫定終点?がなかなか絵になる場所だったのも良かったなあ。7D75E842-4360-4207-9977-054AC9F126D4.jpeg(17)
この区間は本来単線一方通行なので、折り返して逆走するには白バイポリスが先導!ってのも笑えます~F3DC1329-5F9F-45F9-BDEE-70AD54B48BB0.jpeg(18)そうまでするならもう少し市街中心まで走ってくれたら撮影スポット満載だったのにねぇ~と同行のChitetsuさんと話しつつホテルへ戻りました。
C9FAB8C0-2717-407C-9031-48BB6EAFEDE7.jpeg(19)例えばここ、暫定終点のすぐ下なんですよ~!


夜はポルトきっての観光名所ドン・ルイス1世橋へ、と思っていたのですが、風邪症状が心配であえなくホテルの部屋で待機してました~っていうのもブログ的には淋しい・・・

なので翌日の夜行ったときの画像を~2FFBABB9-338F-4257-89F5-78A5D34C9E5F.jpeg(20)ここにはレトロお電車でなく、メトロと呼ばれるLRTが走っています。
かのエッフェル設計の2階建ての上段は歩行者とメトロの専用で、そぞろ歩く人をかすめてメトロが行きかいます~
16AE3207-EFD9-4DE9-A1B1-838213303015.jpeg(21・22)5175188D-D8B3-4BC2-8E24-4C089C204814.jpeg欄干にもたれてドウロ川両岸の街の灯りを眺めてると、柄にもなく「お~ついにここまでやってきたかあ!」という感慨というか湧き上がる旅情を身を任せてしまう~そんな場所でしたね(小雨で寒かったけど)。78867DE5-B293-4BC0-B982-B02C170BBA8A.jpeg(23)

とかとか~
次回よこく=翌日10月31日、大西洋に向かって走るお電車三昧のご報告です。5A437D5D-1665-40C8-B805-79659AB5E70C.jpeg(24)

ではまた。


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コメント 10

モハメイドペーパー

月並みな表現だけど、どこを撮っても絵になりますね。アーチ橋の歩道はずいぶん狭い。かなり高さがありそうだから、風が強いと飛ばされそうです。
by モハメイドペーパー (2023-12-02 17:31) 

OER3001

重ね重ね、素晴らしい思い出を作られましたね。何処をとっても画になる風景です。それにしても運休とは残念でしたね。リベンジ計画立てなければですね。
by OER3001 (2023-12-02 21:10) 

Cedar

■モハメイドペーパー様
あの狭い歩道と欄干の低さ!は日本ではありえないですね。さすが自己責任のヨーロッパ(の端っこ)だわい、と風にあおられながら思いました。
■OER3001様
はい、今じわじわと素晴らしい思い出に浸ってる師走です。
リベンジ!とかでなく、3か月くらい生活してみたいと思っています。

by Cedar (2023-12-02 22:51) 

八犬伝

おおっ、ポルトにも行かれたのですね。
私もリスボンからポルトまで、この列車で移動しました。
サン・ベント駅のアズレージョには圧倒されました。
by 八犬伝 (2023-12-03 01:03) 

Cedar

■八犬伝様
はい、前回も行く時間はあったのに、なんだかリスボンでサウダージしてしまったので~往復ともアルファでしたが、ICには客車が使われてて惹かれたものの、やはり時間優先になりました。
サン・ベント駅につくとすぐ目に入るアズレージョ、旅人にはインパクト凄いですね。
by Cedar (2023-12-03 01:13) 

シグ鉄

TABACOってのは本当にポルトガルでも使われているのか?とここまで街の写真をチェックしてきましたが、、、
それが見つからないどころか、看板すらほとんどない。ヨーロッパの古都は凄いですね。
風邪はポートワインで吹き飛ばしましたか?
by シグ鉄 (2023-12-03 09:43) 

Cedar

■シグ鉄様
TABACOの文字は気が付きませんでしたが、喫煙者は若い女性含め結構見かけました。南イタリアみたいに子供のスモーカーはいませんでしたが。
by Cedar (2023-12-03 10:21) 

Chitetsu

ポルト、良かったですね。
最初に見たトラム路線が工事中なのは落胆したものの、その後はまずは堪能できた気がします。それでも見返すと見たらなかったところが結構あったりして。
by Chitetsu (2023-12-05 09:03) 

Cedar

■Chitetsu様
街並みもお電車もほんとに良かったです、そして街に漂う「さいはて感」も良い意味で沁みました。もう1泊くらいして、ポートワインをじつくり味わいたかった。
by Cedar (2023-12-05 13:49)
by Cedar (2023-12-05 13:51) 

Cedar

★やまびこ3様
たくさんのnice!ありがとうございます
by Cedar (2023-12-11 21:55) 

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