妄想インタアーバン復活?(その2) [モケーもろもろ]
まずはインタアーバンにしては近代的なステンレスボディのコレ。大学生の頃に銀座T堂で購入したイリノイ・ターミナルの3連ストリームライナー↓の中間車に、無謀な改造で運転台付けたものです。
(モケー&実物写真はメリケンのサイトから)
(モケー&実物写真はメリケンのサイトから)
もともとの3連をバラシちゃったあ!?ナゼこんなアホなことしたか?それはこのモケーの出来がイマイチで、長らく編成ごと休車になっていた中間車を活用しようとしたんです~ちょうど盛り上がってたメトロポリタン電鉄の自由形に相応しい改造ネタじゃん!と血気盛ん=てか後先考えないセッカチだったそのころ(今もあんまり変わらない?)は思いました。
2連で走る写真なんか見つけちゃったのも蛮行(!)に拍車をかけました~
なので、残った2連の方は塗装もして時折走らせていましたよ~
2連で走る写真なんか見つけちゃったのも蛮行(!)に拍車をかけました~
なので、残った2連の方は塗装もして時折走らせていましたよ~
改造も血気盛んなゴーインさで!ブラス完成品の切り妻のおでこをくし形に切り刻み半田を持って半流線形に、正面窓もいきなり糸鋸でギコギコと開けまして、ありあわせの羽形デカール(はい、ご存じアレ用のです)とDL用のヘッドライトで、それらしく形造りました。ちなみにこのヘッドライトは着脱式~有名なサウスショアラインの旧形車からのいただきです。・・・・なぜビフォーアフター画像があるかというと、30年後の昨年、やはり中間車を入れた3連に戻したくって中古品を手に入れたから・・(爆)
で、一応の完成が確か1980年ころだったと思うのですが、およそ30年の放置プレイの間にヘラルドがはがれてしまい正確な時期は分かりません。今回の復活に当っては台車はストック品の旧型イコライザー台車を履かせて、日本にも一時期あった車体のみ更新、下回りは古いままっていうアンバランスを面白がることにしました。この台車にはサードレールシューが~成り行きとはいえ集電装置がポール+パンタ+サードレールの三処攻め(爆)となりました
さてもう1両は豚みたいな雰囲気の荷物車(郵便車?)です。当時の本線系アメリカンモデラーなら1両くらい持ってるROUNDHOUSEの安価なプラ製RPO(やっぱり郵便車でした)を、PEのBrimp(↓)などの大形インタアーバン風に改造してみたものです。
その頃仕事で行ったシドニーの荷電にもインスパイアされました。
こちらが原型(eBay出展品画像より)=インタアーバンには深すぎる屋根を薄くしただけで電車に見える気がします。ROUNDHOUSE製はプラの量産品で何しろ安いし、ダブルルーフの客車などはパンタ載せれば本線系の電車にすぐ化けられるので、そんな改造実例も模型誌で見かけたものですが、インタアーバンに改造したのは無かった(ような)。
その頃仕事で行ったシドニーの荷電にもインスパイアされました。
こちらが原型(eBay出展品画像より)=インタアーバンには深すぎる屋根を薄くしただけで電車に見える気がします。ROUNDHOUSE製はプラの量産品で何しろ安いし、ダブルルーフの客車などはパンタ載せれば本線系の電車にすぐ化けられるので、そんな改造実例も模型誌で見かけたものですが、インタアーバンに改造したのは無かった(ような)。
エンドにはゼブラ模様の警戒塗装(デカール)を付けました。後になってメリケンインタアーバンのゼブラ模様はあまり無いことが分かってきました~(汗)。
もともとの下廻りは何かに転用してしまったので、台車と動力はこちら↓から召し上げました。
懐かしの縦型モーター+インサイドギヤ仕様です。当時は私鉄系の台車がぼちぼちでてきたころで、この台車もKS-31の外側ブレーキシューをカットしたものですね。
もともとの下廻りは何かに転用してしまったので、台車と動力はこちら↓から召し上げました。
懐かしの縦型モーター+インサイドギヤ仕様です。当時は私鉄系の台車がぼちぼちでてきたころで、この台車もKS-31の外側ブレーキシューをカットしたものですね。
で、ダルマさんになったこやつの運命は?心配ご無用!塗装を剥がしパンタも外して原形の客車に復帰させれば、スワップミート同窓会で売れるんではないか?と踏んでます(実は今年同じようにして出展した1両が速攻売れたので・・)→ちなみにNYロングアイランド鉄道の通勤用客車=通称ピンポンコーチの一党です。
そんなこんなのゾンビ的妄想インタアーバンの復活作業~あたらめて見ても到底今の時代に合うクオリティでもなく、自由形としての完成度もイマイチどころかイマゴ~ロクくらいですね(お友達のお言葉より)。
でも、知識も工作力も無いのに、妄想力だけで闇雲にマイ・インタアーバンを強引にカタチにしようとしたあのころが、なんだか懐かしいです。
でも、知識も工作力も無いのに、妄想力だけで闇雲にマイ・インタアーバンを強引にカタチにしようとしたあのころが、なんだか懐かしいです。
ではまた。