目指せ「Little Shop of Horrors」！

今日はCedarが大好きな、この映画のお話～（1）舞台はNYの片隅、SKID ROW（貧民街）にある小さな花屋。怖くて可笑しいお話が始まります。https://www.youtube.com/watch?v=jPZVjxWMLpo

実は、今作ってる「メリケンお電車風景」はこの映画のオマージュでもあるんです。

全体のアートディレクション（色調や汚し具合）は、この映画を目指したい！（2・3）～テクニックもないのに大きく出ちゃうじゃないのォ！いや、今の段階で言うのは勝手ですから・・・・（4）アメリカ独特の媒塵に汚れた街の色彩～特に煉瓦の色は何度かトライしましたが、マジ難しいんです。

セクション右手前から奥に行く通り～映画ではSKID ROW（貧民街）と唄われる～が街並みストラクチャーのメインです。

一番手前には「Little Shop of Horros＝Mushunik’s Flower Shop」の縮小版、その奥には映画の高架駅の代わりに、お電車本線が横切ります。
（5・6）

お電車本線の向こうのビルの屋上にはネオン～
（8・9）映画と同じく、コーラスグループが歌ってるようにしますかねぇ。
（10）モケーの地下鉄高架は、ネオンの裏から汚れた街を見下ろし、手前に急カーブしてきます。（11）SKID ROW生活に疲れた住民や酔っ払いホームレスのフィギュアは、チャッピーさんに負けじと作るつもり～無理だったらチャッピーさんに外注したりして～（こらこら！）
～そしてこの映画のオマージュなら、絶対欠かせないのはコレ！
（12・13）映画の主役、宇宙からやってきた最強最悪の吸血食人植物、オードリーⅡ！
「Little Ｓhop of Horros」のタイトルもここからきてます。（14）花屋のウインドウの中にオードリーⅡは必！さて、どうやって作るかなあ～

あとは見逃せないのはこの人～セクションには多分登場しないけど～（15）キレキレだった頃の、スィーブ・マーチン演じるサディストの歯医者が最高！
怖くて笑える登場シーンを動画で↓
https://www.youtube.com/watch?v=YoWom0CCRKM
プロデューサーJさんからは「歯医者は作らないの？」と言われてますが、こんな立派なオフィスビルはこの街には無いので無理かなぁ～
サディストの医者にはマゾの患者ってのも笑えます、ビル・マーレイ怪演～（16・17）オリジナル版では、若きジャック・ニコルソンだったのは有名な話。この映画、もともとは1960年にB級ホラー映画として公開されたものが、オフ・ブロードウェイでミュージカル舞台化（舞台はNYで観ましたよ～ん!前の席には亡き和田誠さんが、今はミュージシャン＆俳優の息子さんと来てたなあ～）、それがメジャー映画化されたという経緯の作品。
舞台はNY、ジャンルは特撮系（CGじゃない！←ここ大事！）ホラーコメディ、音楽は60’sブラックミュージック、というCedar大好物の揃い踏み！な映画です。
音楽はあの「フォー・シーズンズ」のメンバーだったボブ・ゴーディオだし
（18）
監督は「セサミ・ストリート」のフランク・オズ、だからNYの街シーンは完璧だし～
「メリケンお電車風景」のお題探しに悩んだ挙句、線路以外の街シーンの下敷きにすることにしたわけです。映画の時代設定が1960年代、ケネディ大統領の時代ですから、モケーも当然それに倣います。（19・20）クルマなんかもその時代のもので～
左奥の映画館では、オリジナル版の「Little Shop of Horrors」を上映中です！（21・22）

とかとか、LittleなM6パネルに、この映画のカルト＆カオスな雰囲気が再現できるか？線路もカオスなら街並みもカオス！を目指しましょう！（23）うまく出来なかったらCedarもオードリーⅡに食われちゃう！?

今気がつきましたが、1960年だとインタアーバンはほぼ全滅してるじゃないかぁ嗚呼（爆）！

ではまた。

コメント 13

思い出しました。大好きです！ミュージカルが好きですが、ブロードウェイには行ったことないので、映画化モノです。最近は最新映画化の「キンキーブーツ」を先週観ました。でも、あの話はロンドンでした。
by hanamura (2021-06-06 12:32) 

な～るほど！　斯様なしっかりした裏付けがあってのジオラマ（もはや鉄道模型のレイアウトでは無いでしょ）づくりは素晴らしいです。出来たとき、フィギュア1体づつをよ～く見たくなることでしょうね。完成が楽しみです。

by OER3001 (2021-06-06 13:45) 

あの人食い植物はオードリーという名前なんですね！ちょっと笑っちゃいました！
それにしても映画のシーンの雰囲気、良いですね。
by Chitetsu (2021-06-06 15:42) 

■hanamura様
貴兄がミュージカル好きとは意外（爆）でした。「キンキーブーツ」とはまたマニアックですね。
■OER3001様
しっかりした裏付け、ではなくゴーインな後付けなんですが～（汗）。何しろ競作のお仲間が手練れ有名人ばかりなので、トリックスター的ポジション狙いです。
■Chitetsu様
オードリーは映画のヒロインの名前で、植物は「オードリーⅡ」です。彼女に思いを寄せる花やの店員が食人植物にヒロインの名前をもじって名付けたんでした。映画の色調や汚し具合をどこまで再現できるか？
by Cedar (2021-06-06 16:40) 

オードリーⅡ、どこかで見たことあるなと考えていたのですが、、、
ゲームのファイナルファンタジーに出てくるモルボルってモンスターにクリソツです。もちろんFFがパクったのでしょう。
くさい息という必殺技を出されると、なす術がない最凶キャラでした。
例によって関係ない上、くだらないコメで申し訳ありません。
by シグ鉄 (2021-06-07 12:02) 

■シグ鉄様
オードリーⅡ、オリジナル版のはもっとハエジゴクに似てます、低予算Ｂ級映画ですからデザインに金かけてないですが、ラストシーンで小さなつぼみがたくさんついて、開花すると食べた人の顔になってる、ってのは凶悪でした。
by Cedar (2021-06-07 13:00) 

★nice!いただいた皆様
ありがとうございます
by Cedar (2021-06-07 18:51) 

　
あいやぁ～、早くもネタバラシしちゃいましたか！
もう少し進んでからと思ってたんですけどね。
「ほらね、ここん所はこのシーンのオマージュで」って解説付きで。

オリジナルは知りませんでしたが、リメイク版も結構強烈な映画でしたねぇ。

しかし、この競作で一番乗りに乗ってるのはCedarさんかも知れない…。
　
by Junior (2021-06-07 22:07) 

■Junior様
ネタバラシってか、決意表明ってところですよ。
だってこの映画のこと知ってる人少ないし（特に鉄方面）、そういうのムキになってる他人様作品（アニメ映画のモチーフとか）見せられてもなんか白けるんで・・・・だからわかる人はわかればいいし、全体の色調とかアートディレクションがオマージュと言えるものになれるか？ってところで、ムシュニク花屋以外、Scene By Sceneで似せていくつもりはありませんです。

by Cedar (2021-06-07 23:39) 

　模型制作にあたりここまでコンセプトが明確なのは流石ですね。黒くて暗いグラデーション魅力的ですが難しそうです、私は外注先になる程の腕は無いですが、それぞれ協力するのは趣味の世界でも楽しいですね。
by チャッピー (2021-06-08 09:02) 

■チャッピー様
コンセプトってか、ここに至る紆余曲折はご承知のとおりです。
トリプル交差ありきで、ELがあるならNYっぽい映画のアートディレクションをまぶしたらよかろう、ということで～
「サタデーナイトフィーバー」でも「フレンチコネクション」でもよかったのですが、この映画の美術に昔から痺れてたもので・・・
お互いに協力～情報交換は大いにやっていきましょう。
by Cedar (2021-06-08 09:18) 

都会のクールとかシックとは真逆のノリのいいロックンロールが聞こえてくるような楽しいストラクチャー＆フィギュアですね。一部のビルに蔦を絡ませたりするのも面白いかもしれません。（21）の映画館をかすめるカーブのレールのない部分は、シカゴCTAパープルlineの元鉄骨高架複々線が複線にされた区間みたいです。現地を見たのではなくyt動画を観ただけですが。
by 京葉帝都 (2021-06-09 02:09) 

■京葉帝都様
このセクションにはR&BかDoo Wopでしょう。線路脇にペンペン草がお似合いのアメリカのゲットーには、蔦が絡まるような上品さは無縁ですね。（21）は完成後は複線になりますよ。
by Cedar (2021-06-09 07:29)