SSブログ

欧州瘋癲旅の始まり(その2)郊外電車のターミナルにて [昨今鉄写真]

前回に続いてチューリッヒの「トラム」~どうもこの言葉になじめないんです=トロリーとか、トラクションって言っちゃうアメリカンお電車好きです。

ED8398C6-1532-46B8-9491-40400D162D07.jpeg
(1・2)そんなCedarが気に入った「赤いトラム(爆)」のお話~
72BDD7FA-EF2A-44D7-9395-B13BDF73C237.jpeg
2BBD9993-CB4D-4FBE-AD90-FC9F2C72EECC.jpeg(3)S18という系統番号と車体色でもわかるように、チューリッヒ市電ではなくS-Bahn=郊外電車として運行、もともとはForch Bahn(FB)という私鉄だそうです。
そしてターミナルへは市電の線路に乗り入れ、というのも、インタアーバン好きにはドツボなんです。E83C3CEB-2BC9-4957-8617-74D11E6FBE8B.jpeg(4)

なぁんてエラソーに書いてますが、Chitetsuさんに教えていただくまで、こんな線があるなんて知りませんでした。

ベルビューの鬼線路撮ってたら「あっちに郊外線のターミナルあるよー」と聞いて振り返ったら〜6BCAFF89-679F-4EE0-B28A-C46549F3888E.jpeg(5)赤い長いのがループをキリキリ回ってました。

この始発駅(ってか電停)Stadelhofenの雰囲気がまた素敵でした。239D71E5-E7C4-4F41-8778-8D31428D1408.jpeg
(6)同名の国鉄駅前に緑豊かな広場があって、そこを巡るループのターミナルがあります。
95EE098F-A8E7-4FDE-8EFE-54575832EA42.jpeg(7・8)ここも結構鬼線路ですがぁ~
4E398640-9AEB-46D1-A7B7-C7295B3761E1.jpeg
それよりもターミナルの活気と安らぎ(?)に酔っていました。513B9570-3D03-49EB-B352-0562C207D55B.jpeg
(9・10)雨の夕方っていう時間帯も良かったなあ、F3D1E482-A1C1-4AD4-AD90-88A63D171EB8.jpegまるで映画のシーンみたい。
18B64867-0130-4925-A9E2-866F04E6DA22.jpeg(11)と思ったら広場の一角には映画館があったりして~。
ここそのまま模型にしたい!って欧州形やってないメリケン鉄でも思いましたね。
01A62430-BCDA-4A29-9596-0B6936EA7901.jpeg(12)

長い編成がターミナルの急カーブをキリキリと出発していく姿、たまりません。40BF7334-5634-460C-87E6-48E75F1BF8AC.jpeg3BF41D71-DC4B-4FF6-BEA7-E74A3CA52D87.jpeg
(13・14)人と電車の距離が近い~これがいいなあ!3FD681D9-366A-4F85-813B-C3D8151CE9D8.jpeg(15)

こりゃやっぱりここだけでは終われないってことで、市電乗り入れ区間でも撮影しました。
528625D9-4F6D-483C-B3DA-9A1B8690453D.jpeg(16)

市電乗り入れ区間は主要電停以外は通過、長い編成が結構なスピード出して爆走していく姿は「俺は市電じゃないぞ!」とアピールしてるようでした。EFD1B407-2AB4-4DCD-B954-956E1964B446.jpeg

(17・18)こういうシーン。インタアーバン好きには刺さりますねえ。485D702A-3514-4997-AE82-166A66B9EA1E.jpeg

気になったのは市電との併用区間が終わったところにデッドセクションがあったこと、(雨と日没で写真撮ってない)ひょっとしたら電圧とか違うのかな~帰国後調べてみたら市電区間600V、FB区間は1200Vでした。

とかとか・・赤い郊外電車Forch Bahn(FB)~E3DBA48F-142A-446B-925B-3F87820A0BBA.jpeg(19)チューリッヒの素敵な記憶になりました。

というわけで、2023年の拙ブログはこの投稿でラストとなります。
低アクセスに喘ぎつつ来年もマイペースで続けていきますので~

ではまた。


nice!(13)  コメント(12) 

nice! 13

コメント 12

OER3001

Forch Bahn、これにはOER3001氏も間違いなく嵌りますね。OER3001氏が行った時はインターネットなど無く、情報は長真弓さんや堀淳一さんの著書などからだけで、その存在に気付きませんでした。
もっとも“幕の内弁当”様のスケジュールだったので、市内滞在時間も限られていたかも・・・。残念です。
by OER3001 (2023-12-28 07:11) 

ぬか屋

こんなに曲線がきついとタイヤや軌道に可成りの負荷が掛るので
摩耗等保守監理が大変ですね。
by ぬか屋 (2023-12-28 09:07) 

シグ鉄

最初の方はノホホン顔で好感持てますが、最後のはちと悪相ですね。どけどけ俺は市内線みたいにぬるくないぞと威嚇系。
一年間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。来年も読ませていただきますよ。
by シグ鉄 (2023-12-28 09:53) 

Cedar

■OER3001様
この鉄道はインタアーバン好きにも刺さりました。市電より大柄な長編成が急カーブを易々と回っていく姿や、ターミナルの雰囲気は見飽きないです。

by Cedar (2023-12-28 09:57) 

Cedar

■ぬか屋様
チューリッヒはいたるところに急カーブがあり、そこを長編成がひっきりなしに走っています。たしかに保守管理は大変そうですね。
by Cedar (2023-12-28 10:00) 

モハメイドペーパー

無秩序に軌道敷内を歩いているように見えますが、自己責任という意識が徹底しているのでしょうね。
by モハメイドペーパー (2023-12-28 10:00) 

Cedar

■モハメイドペーパー様
写真でもわかるように通行区分のラインとかが、チューリッヒ市内にはほとんどありません。公共交通優先が徹底していて、人>電車>クルマというヒエラルキーが確立してるようですね。
by Cedar (2023-12-28 13:01) 

鹿部電鉄

いつの頃からか乗っかかり型連接車(正式名称知りません)が幅をきかすようになり、私の好きな連結車は肩身が狭くなっています。2両固定編成の連結面は湾曲3枚窓(13)で、増結用が平面1枚窓(15)なのは元両運車からの改造によるためです。急カーブでは偏位が大きいので連結面をほぼ真正面から見ることができるのも魅力ですね。インタアーバンファンなら親近感を覚えずにはいられないでしょう。


by 鹿部電鉄 (2023-12-28 21:58) 

Cedar

■鹿部電鉄様
FB車輛の解説ありがとうございます。2両固定編成の3枚窓が正面に出たら最高ですね。
連結長編成(連接でなく)が急カーブを曲がる様子はまさにInterueban‐likeでした。
by Cedar (2023-12-28 22:43) 

Cedar

■シグ鉄様
イチバンのオキニは(2)の連結面の顔ですね。この顔のモケー作りたいと思いました。
来年もちんたらやっていく(突然止めるかもしれませんが)ので痺れるコメントよろしくお願いします。
by Cedar (2023-12-28 22:46) 

Cedar

★nice!いただいた皆様
ありがとうございます
by Cedar (2023-12-30 20:44) 

Cedar

★ライス様
たくさんのnice!ありがとうございます
by Cedar (2024-01-01 11:05) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。